しげるです。
深夜に帰宅し、9時間ほど爆睡。
そして12月14日(月)は昼前に起床。ビバ有給!
自転車と釣具を水洗いし、昼食を済ませてから調理にとりかかる。
釣ってからわりとすぐ捌いたから、鮮度は問題ないはず。
ということで、今回は全部刺身にすることに。
マイワシの刺身は絶品らしいので、期待は大きい。
なお、ウロコは現地で全て除去済み。
ただし、アジのゼイゴはとっていない。
前回の記事はこちら:
マイワシを捌く
まずはマイワシから。
軽く水洗いして表面の汚れや雑菌を洗い流し、キッチンペーパーで水気をとる。
おなかの中も丹念にぬぐう。
鮮度が落ちると、腹骨が身から飛び出していたりするのだが、このマイワシは腹骨が身からまったく解離していない。
つまり、これは鮮度がいい証!(たぶん)
身もフニャフニャしておらず、弾力があってぷりぷり!
包丁を入れていく。
まずは腹側(写真下側)から。
尻尾の手前まで切り開いていく。
このとき、背骨の上側を断ち切っていく。
次は背中側。
包丁は往復させず、順方向に何度か通して、徐々に切り口を深くしていく。
切り口が背骨まで達したら、頭側から尻尾側へと包丁を通す。
逆方向に通しても切れるが、どっちがベターなのかは知らない。
きっと何かしら違いは出るのだろうが、僕にはわからない。そこまで気にしない。
舌が繊細な人は違いが判るのかも?
半身の解体が完了(二枚おろし)。
さらに逆の半身も同様に解体し、三枚おろしにする。
三枚おろし完了。
半身の腹骨をすき落とす。
ポイントは、最後に包丁を立てて真っすぐ切り落とすこと。
切り口がきれいになる。
これで一尾終了。
この調子で全部やっていく。
全尾終了!
ちなみに、皮は引いていない。
イワシの刺身は皮ごといけるらしい。
ガラは、一応とっておいた。
たぶん、出汁とかとれると思う。
アジを捌く
続いてはアジ。
マイワシとは違い、アジは皮を引かないと刺身では食べられない。
さらに、尻尾から胴体中央にかけて、「ゼイゴ」という硬いウロコ(骨?)があって、これは絶対に取らないといけない(食えたもんじゃない)。
しかし、皮を引くというのは結構難しい。慣れがいる。僕は苦手。
なので、今回は横着技を使う。
まず水気をとってから、鮮度の確認。
マイワシ同様、腹骨は身としっかりくっついている。
身も弾力があってプリプリ。
基本的な捌き方はマイワシと同様だが、その前に皮とゼイゴを除去する。
まず、腹から尻尾にかけて包丁を入れる。
と言っても、皮を切るだけでいい。
身はそんなに切る必要はない。
次に、背中側も皮だけを切る。
上から見たらこんな感じ。切り損ねがないか、きちんと確認!
問題なければ、背中側の頭側の皮を、親指と人差し指でつまみ、ちょっとだけはがす。
結構簡単にめくれる。
しっかりつまんで、ゆっくりと皮をはいでいく。
腹骨・ハラミは、皮にくっついて来やすい。
剥ぐ部分が腹骨部分に達したら、両手を使ってハラミを抑えながら、皮だけをはぎ取っていく。
ゆっくり!
ゼイゴの部分に到達したら、さらにゆっくりと引いていく。
(ゼイゴは鋭いので、皮がちぎれやすい)
尻尾付近でちぎれば、皮はぎ&ゼイゴ除去完了!
尻尾の付け根に若干ゼイゴが残っているが、ここは食べないから問題ない。
逆の半身も同様にして、皮とゼイゴを除去する。
あとは、マイワシ同様に捌いていく。
まず二枚におろして、
続いて三枚におろす。
腹骨をすきとって終わり!
スーパーで売ってるような見た目になった。
サバを捌く
最後はサバ!
サバは、普通はしめ鯖にするか、火を通すかするが、今回は刺身。
サバの刺身は初めてである。これも楽しみ。
水気をとって、鮮度確認。
これも問題なし!
サバの皮は、剝いでも剥がなくてもいい。
ただし剥がない場合は、バーナーなどで軽く炙るのがいい。
皮がクチャクチャくっついてこないし、香ばしい匂いが漂って、もっと美味しくなる。
今回は、半身は剥いで、半身は剥がないことにした。
早速、皮を引いた。やり方はアジと同じ。
サバの皮は、結構しっかりしている。
サビキのサバ皮に使えないかな?
で、二枚におろす。
ちょっと失敗。背骨に結構肉が残ってしまった。
まあ、食えなくなるとかじゃないし、いっか。
逆の半身もおろす。
縦に入っている線は、乗せていた網の跡。
三枚おろし&腹骨すきとり完了。
全部捌き終わった。
斜めから撮ると、より美味しそうに見える気がする。
あとは刺身にするだけ……と言いたいところだが、もう一つ、重要な作業が残っている。
サク取りあるいは骨抜きである。
骨を抜く!
サク取りは、魚体がデカいときはやるべきだろう。
今回は小さいのでやらずに、骨だけ抜くことにした。
食感・舌触りは重要。骨が残っていると、相当ウザい。
小骨ならまだしも、太めの骨は絶対に除去しないといけない。
写真を撮っていないので、ザっと説明すると、こうした骨は背骨・腹骨付近に残っている。
これらを、骨抜きを使って抜いていくのだが、大事なのは抜く方向。
骨が刺さっている向き、すなわち頭方向に抜くこと!
ここを誤ると、身が崩れてしまう。
ちまちまと面倒くさい作業だが、きちんとやる。
指の腹で骨の位置を探りながら抜いていくのが吉。
ちなみに、アジ・サバはともかく、マイワシは相当細い骨も結構あった。
さすがに面倒くさ過ぎたので手を抜いたのだが、やはり刺身で食うと少し気になった。
とは言え、無茶苦茶ウザいというほどでもなかったので、あの程度の細さならギリギリセーフなのかも?
人によると思う。
適当に盛り付けて完成!
適当に一口サイズに切って、適当に盛り付けて完成。
切る向きとかも色々あるらしいけれど、面倒くさいので適当に切った。
大丈夫大丈夫、十分美味しいから!
ちなみに、皮付きのサバはここにはない。冷蔵庫で保管中。
食べる直前に取り出して、バーナーしないといけないので。
やっぱり斜め撮りだと美味しそうに写る。
実食したが、まずは当然、アジは超旨かった。
やっぱ、一番うまい魚はアジだわ。アジ安定。
マイワシは、しょうが醤油とわさび醤油でいただいた。どっちも絶品!
なお、うちの家族いわく「どちらかと言うとしょうが醤油」とのこと。
インターネッツくんも「しょうが醤油が吉」と言っていたので、まぁそうなんだろう。
サバは、わさび醤油でいただいた。
炙りなしも炙ったやつも、どっちも旨かった。
おわりに
以上、調理編でした。
サビキはいいぞ。アジ、サバ、イワシが手軽に釣れて、十分に美味しい。馬鹿にできない。
「自分で釣った魚が超旨い」というのも、なかなかの満足感。
また釣り行こう。次はいつだろうか?
冬期休暇が30日からなので、まぁ大晦日近辺かなー。ちょうど大潮やし。
それでは!
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