しげるです。
前回の記事では、旅の1日の行動内容をリストアップした。
これを基にして、「1日の標準時間割」を組み立てていこうと思う。
行動内容の振り返り
まず、前回作ったリストを確認する。
1日の標準スケジュールを立てる
上記のリストを基に、「標準スケジュール」を作ってみた。
釣り・移動・デスクワークを、まんべんなく行う組み立てにしている。
5時~8時:釣り・撤収・朝食
起床(5:00)
不要なトラブルを避けるため、公園等で野宿したときは、早起きが無難。
道の駅などに泊まらせてもらえた場合は、「〇時までには撤収してね」と言われることも多いよう。
釣り(5:15~7:30)
コーヒーで目を覚ましたら釣り。
釣り旅なので、朝マズメは逃せない。
投げ釣りなど、置き竿可能な釣りが良いだろう。
大モノ撤収(5:15~6:15)
置き竿をしたら、暗いうちに寝具やテントなどの大モノを片付ける。
土や泥を払ったり、乾かしたりで、最大1時間くらいはかかると見ている。
調理・朝食・洗い物(6:15~7:15)
ガスストーブで簡単に。
あとに移動を控えているので、腹持ちが良く、消化・吸収のいい食材が良いかと。
米は少し不向きな気がする。時間の節約は工夫次第だが、燃料コストがかなり大きくなる。パスタやラーメンが多くなりそう。
また、日中に消費する麦茶やコーヒーなども作っておきたい(麦茶は前夜でもOK)。
すべて撤収(7:30~8:00)
洗い物が済んだら、チェア・テーブル・釣具・調理器具なども片付ける。
自転車に荷物を積んで、ソーラーチャージャーもセット。
乾燥中の洗濯物も括り付ける。
8時~16時:ライド・昼食・風呂・買い出し
ライド(8:00~12:00)
8時には出発。ログの記録を開始。動画撮影は適宜。
荷物満載なので、加速・減速に時間がかかる。制動距離も長いのでスピードは上げられない。
ということで、平地の市街地で、信号待ちを含めた平均速度は15~20km/hくらいになるかと。
それでも、昼までに60~80キロは進む。
調理・昼食(12:00~13:00)
昼食も、朝食同様、簡単に済ませたい。朝におにぎりを握っておいても良い。
食後は30分くらい休憩。すぐに漕いだら、おなかが痛くなる。
ライド(13:00~15:00)
午後も2時間ほど走ったら、この日のライドは終了。
計6時間で、90~120キロは移動できるはず!
風呂(15:00~15:30)
15時には、宿泊地の近くでお風呂に入りたいところ。
銭湯がベストだが、毎日だと金銭的にもバカにならない。
夏場なら水道にホースをつなぎ、水浴びで済ませることもあるだろう。
最悪は、手ぬぐいでガマンガマン。
買い出し・調達(15:30~16:00)
買い出しは、夕マズメまでには済ませたいところ。
氷・飲み水・食糧・燃料・その他消耗品を調達。釣りエサも忘れずに!
トレーやラップなどは、すぐにはがして捨てたいところ。
ゴミ問題は、旅では軽視できない。
飲み水は、できればタダの水道を見つけたい。
折りたたみタイプのウォータータンクに汲むが、かなり重たいので、携帯リュックに入れて背負うのが良いと思う。
一応30分で設定したが、短時間で済まないことも多いはず。あくまで目安。
16時~18時:釣り・設営(テント以外)・洗濯・調理
釣り(16:00~)
そうこうしているうちに16時。夕マズメ!
宿泊地に着いたら、何はともあれ竿を出す。
とは言え、まだやることがあるので、ひとまずは置き竿がいい。
ウキサビキやブッコミを放り込んで鈴を付けておくとか、そういう感じ。
簡易設営(16:30~17:00)
チェア・テーブル・食器・調理器具をセットする。
野営地にもよるが、まだ明るいので、テントは建てない。
テントの設置場所・トイレと水場の位置・人の動線だけ確認しておく。
また、危険物があれば片付けておく。道具が破損したら最悪だ。
洗濯(17:00~17:15)
コインランドリーは便利だが、経済的にも時間的にも、毎日は使えない。
したがって、手洗いが基本になる。
アウトドア用の洗濯バッグを買うか、100均のクーラーバッグで済ませるかは悩みどころ。
洗った衣類は、自転車にロープを張って仮干し。本格的な乾燥は、野営中と翌日の走行中になる。
釣り・調理(17:15~18:00)
夕食の準備をぼちぼち始めたいが、夕マズメなので釣りを優先。
朝とは違って時間はあるので、置き竿でない釣りもいい。
調理と夕食の時間を長くとっているのは、並行してデスクワークをこなしたり、リラックスタイムを兼ねているからという理由もあるけれど、釣りの時間に融通を利かせたいという意図もある。
18時~翌5時:夕食・テント設営・夜釣り・デスクワーク・睡眠
夕食・洗い物(18:00~20:15)
マズメが終わるくらいから夕食。
ガスストーブ調理でもいいが、ウッドストーブや焚火台を使って夜の炎を楽しむのも最の高。
このとき、必要なら朝食の下ごしらえもしておく。翌日分のお茶も!
リラックスタイムを兼ねているので、本を読んだりネットサーフィンをしてもOK。
とは言え、日々のデスクワークがあるので、あまり悠長にはできない。
簡易デスクワーク(18:00~20:00)
夕食と並行して、ブログの下書きやSNSの更新も行う。
テーブルの上には料理があるので、PCは出せないが、下書きやSNS程度ならスマホで十分。
また、PCを使うより、電力消費も抑えられる。
テント設営(20:15~20:45)
食後、十分に暗くなったらテントを設営。
睡眠環境を整える。
本格デスクワーク(20:45~23:00)
テントを立てたら、本格的なPC作業。
ログ・写真・動画データの取り込みと加工、ブログ・動画・SNSの編集と更新、翌日以降のスケジュールや宿泊場所の確認、ニュースや天気予報、交通状況などの情報収集、その他雑務など、やることはかなりたくさんある。
ひとつずつ確実に、効率よく進めたいところ。
夜釣り(~23:00)
夕食中・デスクワーク中も竿は出したい。
魚の活性が高い状態が続いているかもしれないし、アナゴなど夜にしか釣れない魚もいる。
睡眠(23:00~翌5:00)
遅くとも、23時にはテントに入りたい。5時起きなので、これはずらせない。
頭も体も疲れきっているので、スッと寝つけるはず!
なお、さすがに寝ている間は竿は出さないようにすべき。
船が通るかもしれないし、人が釣り道具につまづくかもしれない。
だいいち、疲れきって熟睡しているわけで。
アタリ鈴を付けていても、まず間違いなく気づかない。
今回はここまで
標準的な1日の時間割は、だいたいこんな感じだと思う。
あくまで「標準」であって、午前だけしか移動しないとか、1日中釣りをするとか、そういう日もあるだろうが。
ただ、そうした他のパターンの時間割を組む際に、今回の標準時間割の組み立てが参考になると思う。
ということで、次回は、「標準でない1日」の時間割を立ててみたい。
具体的には、移動日・釣りメインの日・デスクワークメインの日・完全休養日の4パターンの時間割。
おそらく、標準パターンと合わせて、この5パターンでCFC日本一周旅は構成されることになると思う。
また、主な行動内容とその所要時間については、「標準」では釣りが9時間15分、ライドが6時間、デスクワークが4時間15分となった。
これが移動日なら、釣りがゼロ、ライドが8時間に。
デスクワークメインの日なら、ライドがゼロ、釣りが5時間くらい、デスクワークが10時間くらいになったりする。
「標準」での所要時間を基軸にして、他のパターンでの所要時間を決めることができるだろう。
そんな感じでまた次回。ではではー。
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