2023年

【2023年初釣りキャンプ@淡路島】1日目 まさに釣り専用キャンプ場!【南あわじシーサイドオートキャンプ場】

休暇村 南あわじシーサイドオートキャンプ場 サイトNo.6
休暇村 南あわじシーサイドオートキャンプ場 サイトNo.6

しげるです。

ようやくの冬休みということで、1月4日(水)から2泊3日で、父と二人で冬キャンプへ。
場所は、休暇村 南あわじシーサイドオートキャンプ場

僕は釣りキャンプ、父はマンガアニメ鑑賞キャンプ(『ふたりソロキャンプ』と『Spy × Family』)。
基本的にアニメに興味のない父が『Spy × Family』にハマった理由はよくわからん……

当初は3泊4日の予定だったのだが、4日目の天気がグズつきそうだったため、3日目で切り上げた。
急な変更に対応していただいたフロントの方々に感謝です。

先に一つだけ言っておくと、このキャンプ場はとても良いキャンプ場だった。
サービス面もそうだが、施設・設備を観察するだけでも、要所要所に適切な配慮がなされていることが分かる。

また今度、チャリ釣りキャンパー目線でこのキャンプ場のレビュー記事を書こうと思うが、とりあえず本記事ではそういった部分は割愛し、キャンプの雰囲気を伝えたい。

到着・受付まで

空は晴れ渡り、とても良い天気。サイコーかよ。

7~8時くらいに出発し、9時前には海上の人になっていた。

淡路海峡大橋でっかい。

風がかなり強くて、車が煽られた。

淡路海峡大橋を渡る

SAからの眺めも良い。

夜にはライトアップされるはず。

淡路SA(下り)から

***

高速を洲本ICで降りて、食材等の買い出しを行いつつ、淡路島を爆走。

ちなみに買い出しをした店は、洲本ICを降りてすぐのところにある「マイマルシェ 洲本とれたて市場」と、そこから9kmほど南下したところにある「マルナカ 三原店」のふたつ。

前者には板氷が無かったので(ロックアイスしかなかった)、後者にも立ち寄った。マルナカは結構大きな店だったので、こちらでだいたいのものは揃うと思う。

また、釣りエサは、原口釣具店で調達した。

最初は黒田釣具に行ったのだが、なぜか閉まっていたため、仕方なく引き返した(Googleマップ情報では開店していた)。

道中、難読地名を発見。
国衙(こくが)と読むらしい。

Wikipediaによれば、

国衙(こくが)は、日本の律令制において国司が地方政務を執った役所が置かれていた区画である。

Wikipedia

とのこと。

地名に「神代」とか付いてるし、いろいろ歴史があるのかもしれない。

兵庫県 南あわじ市 神代 国衙(こくが)

***

そんなこんなで11時半ごろに現地到着し、受付前手続き(整理券の受け取り)。

受付は休暇村キャンプ場ではなく、休暇村のホテルで行った(下記地図の「休暇村南淡路」)。

ホテルでチェックイン後、ゲートのキップを受け取り、第二駐車場のゲートをくぐってキャンプ場まで降りる、という流れになる。

休暇村のホテル。駐車場は広い

受付のホテルは標高がかなり高い位置にあるため、キャンプ場を上からチラ見することができる。

淡路海峡でもそうだったが、ここでも風がかなり強い。テントサイトも強いのだろうか。

ホテルの駐車場から望むキャンプ場

対岸(じゃのひれキャンプ場~メガフロート海釣り公園付近)に目をやると、その山頂には謎の三角形が屹立きつりつしていた。

調べてみたところ、戦没学徒の慰霊碑らしい。存在感が半端ない。

ホテルの駐車場から望む対岸
戦没学徒慰霊碑、らしい三角形の構造物

そうして12時半になり、受付開始。

南あわじシーサイドオートキャンプ場では、予約段階ではサイトの指定ができない。
また、予約順ではなく、現地到着の早いもん順でサイト選択の権利が与えられる(整理券が渡される)。

早く到着した人(整理券の番号の若い人)から一組ずつ、順番に受付手続きがなされ、キャンプ場に降り、有利な状況でサイトを選ぶことができる。

11時半現着の僕らは7番目だった。
サイトに降りてみると、まだ空きが結構あって、無事に海沿いのサイト(No.6)を選ぶことができた。

ただし、予約者が全員降りてくるころには、体感だが7~8割くらいのサイトが埋まっていた。
1月4日は仕事始めの人も多いはずだが、それにも関わらず、この盛況っぷりである。

よそのブログを読むと、11時半着で17番目ということもあるみたいなので、ハイシーズンならば6~7時くらいに到着していないと厳しいのかもしれない。

公式HPより引用

サイトの雰囲気

さて、海沿いのサイトを無事確保し、設営完了直後の絵がこちら。

大物は全て父のギアで、テントはnordiskの「Utgard(ウトガルド)」、タープはSoomloomのヘキサタープである。

サイトNo.6 テント:nordiskの「Utgard」 タープ:Soomloomのヘキサタープ

父はよく、知らない内に新たなギアを購入している。
母に内緒にしていることも多い(良いのかそれで)(かまわんよ)

知らないテーブルセット
知らない物置
知らない焚火台(下に敷いているレンガはサイトに用意されている備品)

ちなみに、風はやはりけっこう強くて、1日目はずっとストレスがあった。

しかも一定方向から吹き続けるわけではなく、四方八方から吹いてくる。おそらく地形のせいなんだろうとは思うが。

西側に山がそびえているから、西風はブロックされるだろうと思っていたのだけれど、そうは問屋が卸さなかった。

このキャンプ場の特徴

このキャンプ場の良いところの、代表的な点を少しだけ書いておく。

まず、全てのサイトに台所が敷設されている。
大グループキャンプでもなければ、このシンクで十分すぎる。
また大グループであっても、それなりのサイズの炊事場が別で用意されているので、問題はないだろう。

また、全てのサイトに電源が敷設されている。
ポータブル電源も一応持ってきたものの、今回はろくに使わなかった(アマプラで『Spy × Family』を見る時だけ使った)。

全サイトに水場と電源が敷設されているというのは、とても強いと思う。
その分だけ、少しばかりお高いわけだが、利便性が強すぎて納得してしまう。

常設のシンク。下には、焚火台の下に敷くレンガが用意されている(写真はその大部分を使った状態)
共有の炊事場
電源も常設されている

ところで、先の画像からも分かる通り、選んだサイトは海に面している。

ただし、サイトから直接竿を出せるわけではなく、間に1m程度の段差と遊歩道がある。釣りをするときには、この遊歩道から竿を出すことになる。

サイトから直接釣りをすることもできないではないが、人も結構通るので、これは避けるべきだろう。

海沿いのテントサイト(No.6)。釣り場まで1秒
サイトと海の間には、段差と遊歩道がある

また足元はかなり浅く、根掛かりの恐れも強い。
さらに、サイトからは海中の仕掛けが見えづらいということもあるので、ちゃんと遊歩道に出て釣りをするほうが、ストレスフリーだろう。

歩いて1秒で釣り場なのだから、ぜいたくを言う必要は無いと思う。

あと、誰かが餌付けしたのだろうか。ここで釣りをしていると、ネッコがめっちゃ寄ってくる。
「魚、クレーーーーー!!!!!」と、某ぼっちちゃんの承認欲求ばりに、ネッコがめっちゃネッコ撫で声で近寄ってくる。

猫撫で声に負けないよう努力しよう。なお負けなくても隙を見せると盗られる模様(僕は盗られた)

釣り釣り釣り釣り釣り!!!!!

設営を終え、スナック菓子で腹を軽く膨らませたところで、さっそく投げてみた。

仕掛けは飛ばしサビキ(下カゴ式)。

エサを調達した原口釣具店で、店のおっちゃんに最近の釣果を訊ねたのだが、カレイや落ちギスはよう分からんとのこと。運要素が強い?みたい。

アジは釣れてるらしいので、イソメ系は買わずに、いちばんでっかいレンガと、付けエサ用のオキアミだけ購入。1,000円もかからなかった。

あと、アジ以外にも何やいろいろ釣れるとか何とか。「何が釣れるん? カサゴとか?」って聞いたら、「そこはいろいろやけど」って。
いやいや、ちゃんと知らんのかい!ってなった笑
(結論だけ言うと、アジ以外では、サビキでサバとメバルは釣れました)

で、釣りですが。

足元はけっこう浅いが、仕掛けを遠投してみた感じでは、どうやら急峻きゅうしゅんなカケアガリになっているようで、数m投げた位置の深さは満潮時で5mを超えていそうだった。
底を狙ってタナ調整した結果、サビキカゴ~ウキ止めの長さが、ざっぱな目測で5mくらいだった。

足下は根掛かりの宝庫だが、少し沖合はかなり深かった。

なお、まんべんなく、散発的に根があるので、根掛かりには要注意。
僕は今回、ルアーもちょくちょく投げていたのだが、底を探っているうちに4個くらいロストした。。。

***

夕マズメ前、16時ごろの様子。
Beerがウマい。

というかSotoの「Field Hopper」、ホント使える子やねっていう。
展開と収納が楽チン過ぎるのはもはや悪魔的なんよ……(褒め言葉)

あと、Thermosの缶クーラーも良いよね。
冬だから保冷需要は低いけれど、この日は風が超強くて、空になったら一瞬で飛ばされる。

でも缶クーラーがあれば、重しになって飛ばされない。

ありがとう缶クーラー。

サイトが近いので、釣り場の荷物も少なくて済む。

***

本日は中潮最終日、明日から大潮。

月が綺麗ですねぇ。

中潮最終日の準満月

とか何とか言っているうちに、めっちゃ釣れた。

デカアジ!
デカアジ!!
デカアジ!!!

氷締めしているアジたち

サイズ感分かりますかね? 尺に迫る勢い。

測ってないけど、一番上のはマジで尺いってたかもしれない。

時合じあいは、18時前後の30分間ほど。
16時ちょうどの満潮から下がり始めた時間帯だった(上げ終わりは13~14時ごろでマズメではなかった)

サイズを測るのが面倒くさかった

そしてさばく。

ナイフは夏に買ったモーラナイフ。

まだまだ切れ味イイっすね~

デカアジとモーラナイフ

夕食・就寝

何はともあれ刺身に。

相変わらず風が強く、しかも冷たくて寒かったので、捌く作業もめっちゃ雑になった。骨抜きもダルかったので、サクを取って半身の半身にして適当にぶつ切り。

死後硬直でめっちゃコリコリしてました(コリコリ)

コリコリ過ぎると食べにくいんだよね……

2~3日寝かせて、食感は落ちるけど風味が増すくらいが一番好きかもしれない。

雑に切ったデカアジの刺身

で、最初はタープ下でメスティンで蒸したギョーザやらシューマイやらを食ってたんですが、風がめっちゃ強くて激寒なので、テント内に避難。

Utgardウトガルドは本当に広くて、石油ストーブも暖かくて、これはもう家。ただの家。

暖かい中でいただいたお酒とお刺身、たいへん美味しゅうございました。

Utgardは家なんだ

この後は、適当に『Spy × Family』を見ながら寝ました。

2日目へGo!

というわけで、冬釣りキャンプ1日目の様子でした。

夜中、強風がテントを叩く音でちょいちょい起きた。
あと、これは気づかなかったけど、タープのサブポールが倒れたりしたらしい。(なぜそこは起きないのか)

そんなこんなで2日目へ。(明日にでも書こうかなと思います)

でわでわ!(^^)/

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