しげるです。
去る12月13日(日)、久々に釣りに行ってきた。自転車で。
今回は月曜日に有給をとったので、時間を気にせず存分に楽しむことができた。
本当は「土曜に釣り→日曜に料理→月曜に休む」という流れが一番いいが、僕が一番好きなアニメが土曜深夜にやっているので、それを堪能してから出発。
『魔法科高校の劣等生』大好きマンなので、今期は仕方ないのである。笑
さて、釣り自体もお盆ぶりだが、自転車釣行は6月の須磨・垂水遠征が最後だった。実に半年ぶり。
自転車釣行は、体力的にも精神力的にも、結構なエネルギーを使う。
なので、モチベーションが結構上がらないと、なかなか行かない。
最近はパソコンやブログに執心しているので、釣りにモチベが向かなかった、というのも結構ある。
それでも今回、重い腰を上げたのは、フィッシングマックスのブログが「デカアジが釣れている」「青物もまだ回ってる」と毎日のように煽ってきたというのが大きい。
アジは美味しいし、大きければ捌きやすい。青物もワンチャンあるのか。じゃあ行くかー、みたいな。
釣行プランを立てる
出発前に考えていたざっくりプラン。
自転車釣行では持っていける荷物に限りがあるので、プランは超大事。
「どんな釣りを」「どのくらいの時間・日数するのか」で、必要な釣具・アウトドア用品・食料が決まる。
一泊するなら、テントの類が要るかもしれない。防寒対策も考えないといけない。
食料も最大2日分必要。調理器具や燃料も要る。
日帰りでも、2~3時間程度ならともかく、1日中やるなら食事の準備は要る。
そして何より、釣りの内容。
持って行けるロッド・リールは、せいぜい4~5セット。その中でどんな釣りを、どのようにロッドをやりくりしてやるかを考えないといけない。
そういったことを念頭に置きつつ、プランを練った。
今回は、サビキでアジなどを釣り、ルアーもしくは泳がせで青物を狙い、朝夕はテンヤ・ウキ釣りでタチウオを狙うことに。
サヨリもまだ釣れているらしいが、何となく気が乗らなかったので今回はナシ。穴釣りもナシ。
あれこれ手を出し過ぎても、いざ釣り始めると案外忙しくて、結局やらなかったりする。
そうして立てたプランは、こんな感じになった。
装備
今回の装備の紹介をば。(初めての紹介なのでちょっと細かめ)
【自転車】HUMMER/FDB206SG
今回の自転車釣行は、先月頭に中古で購入した折りたたみ自転車「HUMMER」のアウトドアデビューとなった。
長年愛用しているクロスバイク「CHEVAUX」のチェーンが破断したのを機に、代替車として購入したものだ。
このチャリが、果たしてアウトドアにどの程度使えるのか、というチェックも兼ねている。
【バッグ】リュックを背負い、バッカンをリアに積載
メインバッグは2つ。adidasの40Lのリュックと、PRO MARINEのバッカン。
リュックには、ロッド・リール・釣り用バケツ・照明・食料・火器・調理器具・カイロ類・消耗品・その他アウトドア用品を。
バッカンには、7Lのクーラーボックス・ルアー・各種仕掛け小物・ハサミや針はずし等の道具類・電池類を詰め込んだ。
【ロッド・リール】パックロッド×3本
今回持って行ったロッド&リールは3セット。
長いロッドは選ばず、すべてモバイルサイズでまとめた。
SHIMANO/17 HOLIDAY PACK 30-240T
去年購入した、シマノの振出式パックロッド。
仕舞寸法44.5cm、重量191g(実測)とコンパクトかつ軽量で、自転車釣行にはもってこい。
結構頑丈なつくりなので、今回はタチウオテンヤ・ルアー・泳がせに使うつもりでチョイス。
泳がせをエレベーター仕掛けにすれば、仕掛けの構造上、仕掛け交換も簡単になるため(スナップから先を換えるだけ)、共用可能と判断した。
使ったリールは、ブルーマーレの「BMI 3000」。
本当は、PEラインを巻いてあった、PRO MARINEの「DRAKE SPIN 5000」にするつもりだったが、出発直前に破損が発覚……orz
仕方なく、ナイロン5号を巻いてあった「BMI 3000」をチョイス。
「5号なら激しいアクションをしても大丈夫だろう」という適当な(投げやりな)イメージで。
なお、昔から家にあって使い続けているリールなので、詳細は不明(ネット検索でヒットしない)。
大阪漁具(OGK)/SVR POCKET 磯 Ⅱ 270
今年の頭くらいに、父からもらったパックロッド。
仕舞寸法42cm、重量(実測)147.5gと、こちらもコンパクトかつ軽量。
オモリ負荷は1~4号。激しい釣りには不向きなので、飛ばしサビキとタチウオのウキ釣り用。
大サバがかかったりしたら、目もあてられない(竿を折るくらい暴れる)。
使ったリールは「SNIPER 2000」。これまた昔々から使っているもので、メーカーは不明。
ダイソーの3号ナイロンラインを巻いてある。
大創産業/釣り竿(メタリックブルー)
先月頭に買った、ダイソーの釣り竿(新版)。
旧版は「雑に使えるロッド」として愛用していたが、いい加減ボロボロだったので買い替えた。
旧版はダサい水色だったが、新版はメタリックブルーで、見た目もだいぶマシ……か?
対応リールは、この釣り竿に付属のリール。
見た目からしてショボいのだが、必要十分の機能はしてくれる。
【仕掛け・その他釣具】
仕掛け類は、今回使うものだけを厳選した。
サルカン・オモリ・シモリ玉・ウキ止め等の小物、サビキ用のウキ・コマセカゴ、タチウオ用のテンヤ・電気ウキ、ルアー、既製品の各種仕掛けなどなど。
サビキカゴは6個ほど持って行った。
「こんなに要るか?」とも思ったが、結果から言えば大正解だった。
【チェア】Fazitrip/アウトドアハイバックチェア
個人的に最重要の道具は、釣具ではなくチェア。
長時間釣行では腰が痛くなり、ストレスMAXになってしまう。
現在愛用しているのは、Fazitripのアウトドアハイバックチェア。
購入してからもうすぐ1年が経つが、壊れる気配は皆無で、腰も全く痛くならない。自宅でも毎日座っている。非常に安いのも魅力。
ハイバックタイプなので、かさばるしちょっと重いが(1.6kg)、そんなことより腰痛対策のほうが大事。
リアキャリアのバッカンの上に乗せて持って行った。
【服装】走行中は防風だけで十分。釣り中はガチ防寒が必要
冬の自転車釣行は、服装選びが難しい。
漕いでいるときはすぐ暑くなるから、ガチ防寒着なんて着てられない。
でも、釣り中はしっかり防寒しないといけない。
だから走行中は、かさばる防寒着を無理やりリュックに詰め込むか、荷台に無理やり括り付けるかする必要があった。これがかなりめんどくさい。今のところ、他に良いやり方がない。
今回は、走行中は薄手のウインドブレーカーを羽織るだけにして、釣り中は厚手のフリースと、去年しまむらで買ったジャケットを着込むことにした。「今回は」と言うか、毎回だが。
フリースはリュックに詰め込んで、ジャケットはリアキャリアのバッカンの上に括り付けて。
レイヤードの勉強をすれば、もっとコンパクトになるのだろうか? ユニクロのULダウンとかどうなんだろう。
ズボンは「OUTDOOR PRODUCTS」のもの。
裏地がフリースっぽいやつで、肌触りが良く、かつヌクヌク。
肌着は、上はヒートテック。
下はヒートテックの類似品(FIBER HEAT)。
靴下は、なんか厚くて暖かそうなやつ。
「厚ければ暖かい」というわけではないと思うが、これしか持っていない。
あと、ニット系の帽子、ネックウォーマー、それからスマホを操作できる手袋。
【調理器具・アウトドア用品】
クッカーとストーブは、CAPTAIN STAGのもの。
風防はダイソーの500円製品。
あと、コーヒーの粉や、小分けした麦茶パック。
クッカー・ストーブ・コーヒーの粉は、それぞれプラ容器用メッシュバッグ・巾着袋・調味料ボトルに。
これら一式がダイソーの300円収納バッグにきれいに納まった。
コーヒーを淹れたいときは、このバッグを取り出すだけで道具が全部揃うという仕様。
ナイフはbelmont、まな板・箸・ステンレストレーは100均。その他カトラリー類も100均。
セリアのカトラリーレストは便利。
ウォータータンクは、ジュンテンドーで見つけたBUNDOKの「BD-347 FDジャグ 7L」。
ネットで買うか迷っていたところ、店頭で超格安で見つけて即買いしたもの。
照明は、PRO MARINEのヘッドライトと、ダイソーの300円ランタン。
ちなみに、今回はテーブルはなし。
なくてもいいかと思い、実際なくても問題なかった。
【消耗品】
新聞紙とチャック袋をセリアの「マルチツールカバー」に、ゴミ袋を巾着に入れていった。
マルチツールカバー、マジで便利。
その他、フェイシャルシートとか使い捨てタオルとか。
道具・アプリを実地チェック!
今回の釣行では、通常のアウトドア活動、および本ブログのメインテーマである「チャリ×ツリ×キャンプ×日本一周」を念頭に置いた、諸々の確認も行った。
具体的には、いくつかの道具・アプリの使い心地の確認。簡単に列挙する。
折りたたみ自転車のアウトドア適性・輪行性
HUMMERのアウトドアデビューということで、自転車釣行への適性を確認した。
また、帰りで輪行性能も確認。
Googleマップの「サイクリングモード」
先日、天下のGoogleマップに、ついにサイクリングモードが実装された。
ゼンリンとの契約終了以降、残念な部分が目立つGoogleマップだが、汚名挽回なるか?
ダイソー「お茶パック 無漂白 53P」
お茶がなくなったけど、買うのはもったいない。
家の麦茶パックでいいんだが、2L用だから多すぎる。
「ほな小分けして持ってったらええやん」ということで購入した。今回が初の実戦投入。
セリア「自転車の缶ホルダー」(ミツキ)
HUMMERの折りたたみ自転車には、ボトルホルダー取付け用のダボ穴がなかった。
なので、100均で買ってみた。はたして使えるか?
セリア「調味料ボトル」(エコー商事)
コーヒーは、アウトドアライフを豊かにする超重要ドリンク。
多少不便でも、僕は家と同じものを飲みたい派。
ということで、セリアの調味料ボトル(60mL)を3つ購入し、普段から飲んでるコーヒー類を入れていった。使用感を調査。
セリア「圧縮タオル」(グリーンオーナメント)
釣りに常に付きまとう悩み、ニオイと汚れ問題。
男なのでそこまで気にならないものの、それでも「手を拭きたい」と思うことは頻繁にある。
その他、食器を拭いたり、魚を捌くときに血や汚れをぬぐったり、水気をとったりと、お手拭き・タオル・雑巾の需要は半端なく高い。
ただ、ニオイと汚れが酷いので、すぐに捨ててしまう。何かと使い勝手のいい雑巾も、一日経ったら捨てる。100均でも、2~3枚で100円する。これはもったいない。
ということで、巷で噂の「圧縮タオル」を使ってみることにした。どの程度使えるのかは未知数だが、はたして。
魔法瓶のアウトドア適性
冬の釣行では、温かいドリンクが欲しくなる。
だが、自販機で買ったものはすぐに冷たくなってしまう。マグカップにコーヒーを淹れても、これまたすぐに冷める。
そこで、普段から使っている魔法瓶を2本持って行ってみた。
1本はホットコーヒー用、もう1本はホット麦茶用。
これだけで、買いに行ったりお湯を沸かしまくったりする無駄作業・無駄費用がかなり減るはず。
バッカンのリアシートバッグとしての適性
釣り用のバッカンは、明らかに自転車の荷台にピッタリそうな形状をしているが、なぜかこれまで荷台に積んだことはなかった。
なので、今回テストしてみることにした。
おわりに
ということで、先日行ってきた自転車釣行の前振りは以上。
本編は次回。
ではでは!
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