しげるです。
2022年10月15日、7年ぶり?くらいに、大阪・本町に行ってきた。
向かった先は、ワイズロード大阪本館。
先の日曜日に、「TREK 520」の購入相談予約をして取り置きしてもらってたんで、その手続きに。
ということで、今回はTREK 520の話と、ワイズロードについての話でもしようと思います。
購入までの経緯
あれは去年? いや一昨年だったか?
「TREK 520」の存在をネットで知って、一瞬で恋に落ちた。
それまでは、ヨドバシ梅田で見かけた「ルイガノ beacon 9.0」での日本一周を、日がな一日あれこれと夢想してた。
でも、「TREK 520」を知った瞬間に浮気した。
寝ても覚めても520。
食事中も仕事中も520、風呂場でも夢の中でも520。
もう520君のことしか考えられないアタマになってしまった。
ごめん、beacon君。私たち、別れましょう?(ゲス感)
冗談はさておき。
僕は今回、ワイズロードのECサイトを使って、TREK 520の購入手続きを行った。
このサイトを選んだ理由は単純。520の取り扱いがここ以外に見つからなかったからだ。
実は520君、なぜか国内在庫がとても少ない。
ときどき検索してたけど、全然まったく、ほんっとうにヒットしなくて。
たまに中古品が出回るけど、多少のキズや使用感はあるし、それほど安いわけでもない。何より、車体のサイズが僕の身長に合わないやつばっかり。
とにかく、インターネットでは手に入れづらい自転車だったのです。
(※ネットではなく店頭で探せば案外見つかる可能性はある)
そんな520君が、先週、つまり10月の2週目ごろ、ワイズロードに結構たくさん入荷されたっぽくて、Web広告に出て来るようになった。
サイズも、51・54・57の3サイズが選べた。
ずっと検索し続けてきたけど、あんな光景は初めて見た。何より、僕適性の57サイズが「新品で」「容易に」入手可能な状態になっているのは、きっと初めてだったと思う(※)。
(新幹線に乗って長距離移動すれば店頭で購入できるパターンはあったけど、これはもう「容易」ではないだろう)
※11/06追記
ワイズロードHPでは「175cmなら57サイズ」とありましたが、TREK公式HPでは54サイズが適性となっており、どちらが正しいのか不明なので要注意です。
「これはもう今買うしかない」ということで、ネットで会員登録してサクッとポチッたのが10月9日。
12日に「ひとまず確保した」というメールが来て一安心。
そして、支払いのために店頭(大阪本館)まで足を運んだのが一昨日の15日、というわけです。
ワイズロードについて
せっかくなので、ワイズロードってどんな店なのか、HPでちょっとだけ調べてみた。
ワイズロードは、株式会社ワイ・インターナショナルが経営する自転車販売店。
その大元となる企業は、なんと1898年に設立されたらしい。(思ってたよりも歴史が長い!)
全国の店舗数は、2022年10月現在で33店舗。
宮城県仙台市から福岡県福岡市までのエリアに展開されているが、特に関東地方、それも東京都に集中している(関東地方16店舗/都内8店舗)。
TREK(トレック)の他、Bianchi(ビアンキ)やBROMPTON(ブロンプトン)等々のブランドを取り扱っている。
沿革を読む限りでは、2006年ごろから店舗の全国展開が加速し始めているっぽい。自転車ブームの高まりの影響とか?(サイクルベースあさひもその頃から伸び始めたような気がする)
その他、サイクリング大会の開催や公式クラブチーム(?)の運営など、販売以外の形でも自転車に携わっている、とのこと。
そのECサイトがワイズロードオンライン。
他にもワイズロードポータルとか色々あるみたいだけど、まだあんまりよく分かってない。
ワイズロードオンライン利用の流れ
こんな大モノの高級品を買うこともそうそう無いので、メモに残しておこうと思う。
会員登録
ワイズロードで自転車をオンライン購入するには、まずワイズロードオンラインへの会員登録が必要だった。
住所・氏名・連絡先などを入力。
マイページが発行されてメールが届く。
なお、既に「Y’s Club Card」あるいは「仮会員カード」を持ってる人は、ポイントが統合されてオンラインでも使えるようになるとか。
僕は持ってないので関係ない。
注文(購入相談予約)
登録をサクッと済ませ、さっそく520君を注文。サイズは57。
手続きを進めると、受け取り方法についての入力を求められた。
実は、520君……というかTREK車は「店舗受け取り専用商品」で、自宅に直接送ってもらうことはできないのだ。
なぜかは知らない。
しかし520君、この時点では新宿本館にしか在庫が無かった。
(商品ページの「店舗の在庫を確認する」でわかる)
じゃあ「関西から新宿まで行かないとダメなのか」というと、さすがにそんなことはない。他の店舗に送ってもらい、そこで受け取ることができるのだ。ヨカッタヨカッタ。
ということで、今回は大阪本館に送ってもらうことにした。
関東→関西だと送料が8,000円かかるが、まぁ仕方ないと割り切る。
なお、京都店だけはTREK車の受け取りができないらしいので要注意(なぜ?)。
その他に、身長・体重、クーポンorキャンペーンコードなどの入力を求められた。コード類は持ってないのでスルー。
支払方法は店舗支払いのみ。現金・クレカ・ローンのどれかを店頭で、ということらしい。
さらに細かい項目が4つくらいある。内容によって入力したりしなかったりでようやく終わり。
*
注文手続きを完了してすぐ、「ご予約を承りました(購入相談予約)」というタイトルのメールが届いた。
「購入相談予約……?」と思いつつメールを開くと、購入内容確認の文面に続き、以下の内容が。
【重要】本メール送信時点では在庫の確保はされておりません。
届いたメールより抜粋
在庫確保完了後に店舗よりお電話にてご連絡をさせていただきます。
店舗併売のため、完売の際はご了承ください。
先に書いたように、この時点では、520君は新宿本館にしか在庫がなかった。
つまりこのメールは、(これから在庫確保しますよ)(まだできてないよ)(確保前に店頭で売れちゃったらゴメンね)という意味か。
ソワソワするぜ。
その続きには、来店までの流れが書かれていた。
簡単にまとめるとこんな感じになる。
- 受け取り店舗から電話かメールが来るよ。
連絡しても7日間反応しなかったらキャンセルするから注意してね。 - 電話かメールが来たら返事をしてね。来店予定日をすり合わせよう。パーツの相談にも乗るよ。
来店時にはフィッティングサービス(サイズ合わせ)もあるよ。 - 車体の準備ができたら連絡するよ。
入荷前の車体の場合は、店頭商品でフィッティングをするよ。 - 店舗に受け取りに来てね。
あらかじめYouTubeの「スポーツバイク取扱説明動画(事前視聴編)」を見ておいてくれると、納車当日の案内がスムーズになるよ。
僕の場合、これを書いている現時点では、たぶん3.まで終わってるんだけど、実際にはなんかちょっと違う流れになった(後述)。
確保完了メールが届く
3日後の10月12日にメールが届いた。
タイトルは「[Y’sroad大阪本館]店舗受取のご注文について」。
冒頭の文面がこちら。
ご注文商品の車体が確保が出来ましたのでメールにてご連絡をさせていただきます。
届いたメールより抜粋
確保商品に関しては原則1週間はお取り置きさせていただきますが1週間以内にご来店、もしくはお電話がない場合はキャンセルとなりますので予めご了承下さい。
無事確保できた!
よっしゃあああああ!
部屋で歓喜の舞いをしつつ読み進める。
現在は仮契約状態であること、送料が8,000円かかること、来店してサイズ確認と支払いを済ませた時点で本契約状態になること、そして支払いから納車までに2∼3週間かかること。
すぐに受け取れるわけではない。まだ支払いを済ませていないので当然か。でも3週間もかかるのか~。
まぁ、もう2年近く恋焦がれている僕としては、全然苦にならない程度の長さだ。
つまらない仕事の日々を、ウキウキとした気分で送ることができるのだから、むしろ素晴らしい待機期間と言うべきではなかろうか?(超絶プラス思考)
あと、メールの末尾に「18時までには来店すること」と書いてあった。見落とさないように注意。
店に行くのは、直近の土曜日とした。夜勤なので、土曜の朝に帰ってきたらさっさと寝て、15時に起きれば大丈夫だろう。
……ということを、僕は店に連絡も相談もせず勝手に決めていた。
前述の「2. 電話かメールが来たら返事をしてね。来店予定日をすり合わせよう」を完全に無視している。
いや、正直、文面がちょっとわかりづらくてさ……。
「連絡なしでも7日以内に店頭に行けば良い」と思い込んでいた。
結果としては、それで問題は特に無かったんだけど、店員的にはどうだったんだろう?
けっこうお客さんが多いみたいで大変っぽいし、連絡したほうが良かったのかもしれない。
店頭で購入相談・支払い
10月15日、予定通り15時前くらいに起床。17時過ぎに大阪本館に到着。
ちらほらお客さんがいて、店員さんがそれぞれ対応している。けっこう忙しそう。
レジに行き、購入相談予約をしていることを伝える。名前を聞かれたので答える。
「しばらくお待ちください」と言われ、レジ前に置いてある受付番号の機械を操作し、僕が待機中である旨を登録。
店内の商品を見ながら時間をつぶす。
パニアバッグいいなぁ。
このカギ高いなぁ。
ライトも買わないとなぁ。
見るだけで楽しい。
そうして15分くらいで呼ばれ、購入内容の確認。間違いないことを伝える。そしてまたしばらく待機。
また15分くらいで呼ばれ、店員さんと1対1で話すこととなった。←たぶんこれが「購入相談」
サービスパックとアフターサポートパック
話の内容は、まずワイズロードの「自転車サービスパック」のこと。
これは、自転車故障時のロードサービスと、個人賠償責任最大1億円までの自転車保険(家族型)のパックらしい。
それから、同じくワイズロードの「アフターサポートパック」のこと。
これは、無料修理サービスと補償100%の盗難補償のパックらしい。
すぐに決められることではなかった。自分としては、メリットもあればデメリットもある。
値段も結構する。特に後者は、2年間で車体価格の16%、3年間なら22%と、なかなかの金額。
納車日までに決めれば良いそうなので、とりあえず話を聞いて保留とした。
納車の流れの説明
大阪本館では、12時、13時、14時……と、1時間区切りで納車時刻を設定しているらしい(18時が最終)。
事前に日時を決めておいて、その時刻にお客さんがやって来て引き渡すとのこと。
そのときにいろいろと説明しないといけないそうで、けっこう時間がかかるとか。
前述のYouTube動画を見ておいて欲しいというのは、この時間を短縮するためらしい。
もしかしたら、納車までに3週間もかかることにも関係してるのかもしれない?なんてことを想像しているうちに説明が終わった。
各種相談
ここから、スタッフが何でも相談に乗ってくれるコーナーに入った。
「そういえばこれは購入相談だったな」などと思いつつ考える。←すっかり忘れてた
とりあえず、フェンダーとスタンドのことなどを聞いておいた。
スタンドは、センタースタンドで考えてたけど、520君にはキックスタンドを取り付けるダボがあるらしい。これは見落としてたので良かった。
日本一周ブログを読み過ぎたせいか? 何となく「センタースタンドしか無理」と思い込んでた。
他にも聞きたいことはあったはずだけど、思い出せなくてそれくらいで終わった。
フィッティング
ちなみにフィッティングだけど、「3.入荷前の車体の場合は、店頭商品でフィッティングをするよ」と前述したけど、実際には全然やらなかった。
文面的には「購入相談時にフィッティングします」ということだと思うんだけど。
そう思って聞いてみたら、「ロードバイクは念入りにするけど、クロスバイクはあんまり気にしなくて大丈夫」と言われた。
そういうものなの? というか520君ってクロスだったの???
なんか腑に落ちないけど、まぁサドルの高さとかハンドルバーの調整とかくらいなら、必要に感じたら自分で調べてやったらいいかなと思って流した。
追記1:サイズエラー疑惑
10月28日(金)、ふとTREKの公式サイトを見ると、車体サイズと適正身長の表記が、ワイズロードオンラインとは異なっていることに気づいた。
具体的には、僕は身長が175cmなのだが、車体の適正サイズはワイズロードオンラインでは「57」、TREKのHPでは「54」となっていた。
20万円近い大物買いだし、こんな失敗は、絶対にしたくない。
ということで、夜勤上がりでフラフラしつつ、ワイズロードのオンラインチャットに何とか疑問質問を放り投げて就寝。
同日午後、本町店から着信があった(寝てたけど)。
起床後に折り返すと、「手足の長さを計るフィッティングはされなかったのですか?」と。
してないよ! 僕も当日、疑問に思って店員さんに聞いたけど、上述の通り「クロスバイク寄りなので不要です」って言われたよ!
その後幾つかのやりとりがあり、
- HPのサイズ表記がおかしいこと
- フィッティング作業が行われていないこと
という2点を踏まえてくれたのだろうか、発注済みの「57」サイズだけでなく、「54」サイズも取り寄せ、納車当日にサイズ確認をしていただけることになりました。
また、「54」サイズの送料は、先方が持ってくれるとのこと。まぁそうだよねという。これで送料8,000円が発生したらさすがにモヤる。
ということで、やはりフィッティング作業がカットされたのは、イレギュラーなことっぽいですよ、というお話でした。
追記2:「57」サイズに不具合発生???
追記作業を行っているまさに今、11/04の12時過ぎ、ワイズロード本町店から着信。
「57」サイズのフロントフォークに不具合が確認されたため、引き渡せないと……。
仕方ない。「54」サイズに一点懸けするしかない。
ということで、何はともあれ11/05は訪ねることを伝えた。
ううん、なんだろうな。
ツイてないとしか言いようがない件。
「54」で問題なければ、それに越したことはないのだけれど。
しかしダメだったとき、日を置けば、不具合は解消されるのだろうか。
そもそも520君、国内在庫が少ないはずなのだ……。
不安しかない。
支払い
相談が終わったらお支払い。札束ドーン。壱万円札×19枚。サヨナラ
担当してくれた店員さんが1回数えながらお札の向きを揃え、もう1回数え直す。さらに別の店員さんが1回数え直す。ダブルチェック。
その様子を、ちゃんと僕に見せてくれた。安心感。
受注書の写し・領収書・パンフレットを受け取る。
納車当日は、引き渡しに受注書の写しが必ず要るとのこと。
忘れたら受け取れない!
今回買った520君、2023年版疑惑?
支払いを終え、満足して帰宅。
で、あらためて商品ページを開いてみた。
ワイズロードのページじゃなくて、TREKの公式ページの方だ。
そしたら、ひとつ気がついた。
よく見たら、「2023」って書いてある!?
ついこの前まで「2022」だった気がするんだけど……。
つまりこれは、2023年バージョンとして作られたもの?
大きなアップデートがあるわけじゃないっぽいから、これはつまり520君の2022はもう無くて、新しく製造した、みたいな?
ワイズロードにいっぱい入荷されたのって、もしやそういうこと???
実際のところは分からないけど、そんな風に思っています。
納車ァ!!!!!
これを書いている現時点では、まだ納車されていません。納車され次第追記します。
11/06追記。
昨日、無事納車されました!!!
17時50分、安心安全の10分前行動で、ワイズロード大阪本館に到着。
18時から引き渡しの予約だったが、前の人が少し時間がかかっていて、もう少しお待ちをとのこと。
ぶらぶらと店内を物色する。
たぶん20~30分くらいして、ようやく520君とご対面。実物を見たのは初めてだ……いい色合い!
店員さんから言われ、その場で試し乗り。店員さんがハンドルをガッシリ握ってくれた。
サイズ感は……まぁこんなもんじゃね?という感じ。さほど違和感はなかった。
上述したように、直前で57サイズの不具合があり54サイズしか引き渡せないという事態に陥ったが、たぶん54で問題ない。
57とは何が違うのかを聞くと、シートチューブの長さが1~2cmくらい違うと。
54に乗ってみた感じ、それくらいなら54でもいいかなと思った。
と言うか、もし57を試して、「57の方が良い」となり、納車延期になるのが嫌だった。
それに、シマノ製品の値上げが近づいている状況なので、延期したせいで追加料金を支払わないといけなくなる可能性も面倒だ。(※購入契約締結後にも関わらず、メーカーの値上げを理由に追加料金を求められる事例が最近出てきている)
ということで、57も店内に置いてはあったのだが、乗り比べはしなかった。
それから少し説明を受ける。
フレンチバルブの空気の入れ方、サドルの高さ調整、シフトチェンジ時のトリム調整、右側転倒時のリアディレイラー破損について、ディスクブレーキのシュー交換について、などなど。
トリム調整というのは初めて知った。便利な気もするが、シフターをカチカチする回数が増えそう。
ディスクブレーキは触ったことが無い。調整できるか不安だけど、少しずつ慣れて行こう
おわりに
購入相談が終わったので、ひとまず購入までの流れを書きました。
納車されたら、また追記しますね。
11/06 納車まで追記しました。
今後は、納車までに自転車保険の検討と、提案されたパックの検討をしないといけない。
→納車当日、ワイズロードとは無関係に、au損保の自転車保険に加入した。
そこまで調べ込んだわけじゃないけど、たぶんこれが僕には一番合ってる。と思う。
なお盗難保険は、11/06現在はまだ入ってない。(これから選ぶ)
それから、セキュリティ関係も揃えないといけない。カギは手持ちのものより強力そうなのを買おうと思っている。
→納車時に、店頭でややゴツメの鍵を購入。
ビービーうるさい警報装置はどうしよう。
ライトも、今持ってるのはもう電池がダメなので新調しないといけない。CAT EYEのSYNC COREのセットが欲しいけど……。
→11/01 CAT EYE – SYNC CORE + KINETIC のセットを購入済み。
ベルは、とりあえずは手持ちでいいか。そのうちKnogに買い換える。
ミラーもあったら便利だけど、今はまだいい。
スタンドとフェンダーは、対応製品がTREKのHPに載ってるから、それを注文かな。伝えておけば、納車時に受け取れるだろうか。
→スタンドは、納車日に店頭で「BONTRAGER リアマウント アジャスタブル キックスタンド #5269176」を購入。フェンダーはまだ。
→2023/05/15追記
フェンダーは、4月末に「一条アルチメイト宝塚店」で付けてもらった。13,000円くらい(高い!)
……が、5月のGWに実施したチャリ旅にて、フロントフェンダーがクラッシュしてお亡くなりに。
金具の取り換えで済まないかな? 無理かな……orz
パニアバッグはまた今度。11月中には買いたい……オカネヤバイ
こんな感じで、納車までにいろいろ考えないといけないことがある。
ひとつひとつ片付けよう。
ではでは!
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