2022年

2022年8月 居組ソロキャンプ3日目 撤営×水泳×高所撮影

しげるです。

お盆ソロキャンプ3日目。

最終日である!

朝釣りと朝食

最終日は朝5時ごろに起き、釣り竿を持って漁港へ。

海面すぐ下を、細長い小さな魚の群れが泳いでいく。サヨリの子供かな?

さて、今朝もアミエビでサビキ釣り。オキアミも鈎に付けて投入する。

しかし、やはり豆アジばかりだった。
それも足下限定で、少しでも沖に投げると反応しない。

すべてリリース。

アタリの無いウキをボーっと見ていると、ちょっと離れたところで海面がざわめいた。

小魚が一斉に跳ねたのだ。どうやら、フィッシュイーターが入ってきたらしい。

この漁港では、一昨年のこの時期にツバスが釣れたので、たぶんそれじゃないかと思う。

急いで足下で豆アジを釣り、そのまま少し沖合に飛ばして待ってみたが、残念ながら反応はなかった。

2020年8月の釣果@居組

結局、豆アジの他には、手のひらに収まる程度の小アジが1尾、釣れただけだった。

このサイズが数釣りできたなら食べようかと思っていたが、1尾だけだったのでリリースした。

◇◇◇

エサもなくなったので朝食。メニューはホットドッグ。バターロールに切れ込みを入れて軽くあぶり、焼いたウインナーやスクランブルエッグなどを挟む。

実はこれ、朝食2回分として買ったものだった。しかし、2日目の朝が再建作業で潰れてしまったので、3日目の朝にまとめて食べることに。

当然、多すぎて食べきれなかった。パンは食べきったものの、その他の食材はすべて余った。

残り物を全部メスティンに入れてクーラーボックスへ。お昼のお弁当にすることにした。

焼いたバターロールでホットドッグ.
美味しいが、多すぎた.

撤営作業

お腹もパンパンに膨れ、一服してから撤営作業を開始。

レンタカーはあまり汚したくないので、コンテナ類の土汚れをシャワーで洗い流し、コンクリートの上に移動。シャワーの近くなので、とても楽だった。

濡れ物は乾かしておく必要があるので、撤営作業での優先順位は高い。
食器や衣類、釣具などを洗って干す。

テントも乾かさないといけないので、荷物を外に放り出す。
特にフライシートやフロア下は濡れているはず……と思ったのだが、ラッキーなことに全く濡れていなかったので、そのまま片付けることができた。
グラウンドシートは汚れていたので、土などを洗い流して干す。

その他、もう使わない荷物や、まとめられる小物などを整理し、コンテナや車の中へ。

撤営作業の様子.

僕は、撤営作業の途中でひと泳ぎすることが多い。

だから、本来は着替え用にテントを最後まで残す必要があるのだけれど、男子更衣室ができたのでその必要もなくなった。ありがたい。

乾いたものから片付けていく。

テーブルとチェアは、できるだけ最後まで残しておく。何かと物を置くスペースが必要なのだ。

タープは一番最後。日陰が無いと死ねる。

ひと泳ぎ。

汗だくになったので、サッと泳いでくることにした。

時刻は12時過ぎ。海水浴客がたくさん泳いでいる。浜辺でのBBQも盛り上がっていた。

さて、もはや毎年恒例となりつつあるが、オウルテックの防水ケースを使って海中撮影をすることにした。

今年も無事、浜辺左奥の岩礁エリアにて、豆アジちゃんの群れに会うことができた。
このあたりは、彼らの寝床なのかもしれない。

ところで、もうお盆もとうに過ぎているのだが、意外にもクラゲは一匹も見かけなかった。

ラッキーなことである。

豆アジの群れ.

撤収!

1時間くらい泳いでから昼食。

メスティン弁当、なんとなく昭和のお弁当箱感がある気がする。かわいい。

炭水化物が無いので物足りないが、仕方ない。

この後、メスティンを洗い、小物を全部片付け、テーブルやチェアをたたみ、タープも収納して、15時過ぎ、撤営作業完了!

海の家のお二人に挨拶して、居組を後にした。

日本海.居組近くの道路脇から.

余部あまるべ鉄橋観光

お風呂(ユートピア浜坂)に寄ってさっぱりしたのち、一服しながら思案。

時刻は16時。このまま普通に帰っても良いのだが、せっかくレンタカーを借りているのだから、どこかに寄ってみたい。

ということで、手頃な距離にある観光地余部あまるべ鉄橋」に行ってみることにした。

16時半過ぎ、「道の駅あまるべ」に到着。

かなり高い位置に、巨大な橋が架けられている。

現地の案内板では、次のように紹介されている。

余部鉄橋は、1912年(明治45年)に完成した、JR山陰本線の鉄橋。2010年(平成22年)にコンクリート橋に架け替えられたが、JR餘部駅側の3本の橋脚は現地保存され、地上高40mの展望施設として生まれ変わった。

現地案内板の紹介文を要約
現地の案内板.
残されている橋脚.

一番上まで昇ることができるのは知っていたが、なんと無料だった。営業時間もめちゃめちゃ長い。

これは行くしかない。

「余部クリスタルタワー」の1階には、この鉄橋を含めた付近の鉄道が、なぜこのような形で建設されることになったのか、という経緯や背景を紹介するパネルが置かれている。

エレベーターで、上空に到着。

真ん中に並行している2本の線は、元線路である。

足下にガラス張りの窓(?)があって、ちょっと怖い。

エレベーターを降りてすぐの位置は、柵が邪魔で景色が上手く撮れない。

移動してみる。

しばらく歩くと、柵が途切れた。

ここから、全景を一望することができた。

 

ところで、線路の向こう側に着いたわけだが、その隣には何と、ここまで「徒歩で」登ってくる道があった。

地上40mまで徒歩とか……。
さすがにこれは歩きたくない……。

日課としての運動ならアリ、なのかもしれない。

 

「線路を歩く」という、普通はやっちゃダメなことをやる。

白線渡りならぬ線路渡り。

数回失敗したのち、なんとか渡り切ることができた。

いい大人が一人で何やってんだ、と思いつつ。

でも、普通に楽しかったんだよなぁ……。

個人的には、「こんなことでも楽しめるスキル」持ちというのは、結構オトクな部分もあると思っているのだが、どうだろうか。

そんなふうに遊んでいると、「電車が参ります」という音声が流れてきた。

忘れていたが、ここはJR山陰本線餘部あまるべ駅。現役の線路が並行しているのだ。

せっかくなので、入ってくるワンマン電車の写真を撮ってみた。正確には、動画を撮ってキャプチャした。

スロー再生すると乗客の顔が判別できてしまったので、動画は載せないことにした。

 

見るべきものは見たし、一人遊びで満足したので、下に降りる。

エレベーター内から定点撮影してみたら、天からジオラマ世界に降り立つような、ちょっと面白い映像になった。

その後、周辺を軽く散策。

何かの慰霊碑。

赤くて小さい、ちょっと可愛い橋。

海と川の境界があった。

 

変な石が置いてあったので、一緒に撮ってみたけど、ピントがどちらにも合ってなかった()

 

橋の名前は「弁天橋」というらしい。

 

弁天橋から望む日本海。

計1時間ほど、余部観光を楽しんだ。

時刻は17時半。いい時間なので、帰ることにした。

帰宅!

福知山から丹波篠山を抜けて車を走らせ、家に着いた頃には、確か22時を回っていた。23時を過ぎていたかもしれない。

どこかで夕食をとろうと思っていたのだが、選り好みしているうちに山道に入ってしまった。

道中は本当に超山道で、急カーブも多かった。まわりの車のスピードも速い。

そのうえ、コンビニどころか待避所すら無いエリアが1時間以上は続き、思うように休憩できず、かなり疲れた。

ようやくコンビニに出会えたときには、軽食をとりながら30分以上も休憩してしまった。

家に着き、夜遅くに荷降ろしをして、日付を回ったところで終了。荷降ろし後のビールは本当に美味しかった……。

おわりに

今回は、道具をほぼ全て自前で揃えた初のソロキャンプということで、気づきや学びはたくさんあった。

それは、道具ひとつひとつに関することでもあるし、キャンプスタイルに関することでもある。

前者については、レビュー記事として整理しつつ、自転車日本一周へ向けたギア選定の参考として残したい。

後者については、「反省・総括」という内容で次回の記事にまとめ、自転車日本一周への参考として残したい。

以上、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

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