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荷物の収納について考えてみた!

しげるです。

収納。
それは、日常生活においても、とても身近なテーマ。
この悩みを解決するために、数多くのアイデアが提案され、製品が売り出されている。

それは、キャンプや釣りといったアウトドアでも、まったく同じ。
……いや、不慣れ・不便な環境であることを考えれば、日常生活以上に重大な要素だと思う。
ましてや長期間の旅ともなれば……悩ましくて悩ましくて。
苦しみしかない(笑)

ということで今回は、「何を、どこに、どんなふうにしまっておくべきか?」という収納問題について考えてみたよ!(/・ω・)/

CFC日本一周における「収納」の重要性

長旅は、一種の生活様式だ!

朝起きて、食事して、片付けをして、自転車に乗って。
風呂に入って釣りをして、PC作業をして、テントで眠る。

CFC日本一周では、そういう野外生活を、長期間続けることになる。
ここまでくると、アウトドアという遊びではなく、一種の「生活様式」と捉えた方が正鵠せいこくを射ていると思う。

遊びではなくて「生活」。
それも、普段よりも不便な点やストレスの多い「生活」になる。
「たかが収納」と軽く見ることはできない。

何せ、「その辺に置いておいて、後で片付けよう」という逃げ道がほとんど無いわけで。
無精者の僕にとって、これはかなりキツい試練……

僕の机の現状。家だと、あっという間に散らかってしまう。これは、ものを置くスペースがたくさんあるせいだ。
だが、アウトドアではそんなスペースは少ない。
だからこそ、考えつくされた収納が重要となる。

野外生活では「整理整頓」が超・重・要

キャンプや釣りといったアウトドアでは、「ものを長時間放置する」ことが難しい側面がある。
室内とは違って、周囲の環境が時々刻々と変化していくから。

たとえば、次のようなトラブルが起こる……かもしれない。

ものを放置して起こりうるトラブルの例

・日陰に置いていたクーラーボックスが、いつの間にか日向ひなたに出ていて、氷がけてしまった。

・テーブルの上に置きっぱなしにしていた小物が、急な突風で吹き飛ばされた。

・土砂降りの雨に襲われて、開けっぱなしだったバッグの中身がびしょ濡れになった。

・気づかないうちに潮が満ちてきて、一段低いところに置いていた荷物が流されてしまった。

室内なら、こんな悩みはほとんどない。
散らかして放置しても、大きな実害が出ることは、まずない。
せいぜい、家族に怒られたり、食べ物が腐ったり、Gが現れたりするくらい。

けれど、屋外では、具体的な実害が出る可能性がある。
高価なギアを失くしたり、壊したりすることもあるかもしれない。
それどころか、ケガ・事故のもとになるかも。

ゆえに、アウトドアでは「整理整頓」がより重要になってくる。
使う時だけ取り出して、使わないときにはきちんとしまう。
たったそれだけで、余計なトラブルを未然に防ぐことができます。

……ごくごく当たり前の話なんですが、苦手な人が多そうなテーマでは?
もちろん僕は苦手な人です。w

収納にまつわるストレスとは

整理整頓を重視すると、当然、ものの出し入れが増える。
それに伴って、収納に対する不満も増えると思う。

収納にまつわる不満の例

・フタの開け閉めがしにくい。

・フタが大きく開かないので、取り出しにくい。

・カバンがパンパンなので、出し入れがしにくい。

・何をどこに入れたかわからなくなる。

・消耗品の在庫量を把握しにくい。

・よく使うものを毎回取り出すのが面倒くさい。

こういった不満は、解決しないままにしておくとストレスになる。
ストレスが蓄積すると、最悪、旅の挫折にもつながりかねない。
だからこそ、「自分のスタイルに最適な収納」を考えることは非常に重要だと思う。

最適な収納スタイルとは?

じゃあ、自分に合った収納って?
これは、その人が重視するもので変わってくる。何が良いとは一概には言えない。

様式美を守りたい人や、見た目を最優先にする人もいる。
そして僕は、機能美を最も重視するタイプ。
なので、機能的でスマートな収納に憧れるわけだ(様式美と見た目は同率2位)。

ということで、この記事では機能性を重視した収納について考えてみようと思う。

機能的でスマートな収納とは

整理整頓の基本は、たぶんこんな感じ(?)

・モノを取り出し、使い終わったら片付ける。この流れを簡単・スムーズに行える環境を用意する。
・モノを出し入れする際に、「面倒くさい」「汚れる」などの心理的抵抗がかからない。
・「どこに、何が、どれくらいあるか」を、さほど意識しなくても把握できる。

ここまでできれば、収納にまつわるストレスは限りなく小さくなる……はず。
僕の思う「機能的でスマートな収納」は、だいたいそんな感じ。異論は認める。
多くのストレスと日々戦うことになるであろう「CFC日本一周」に向けて、しっかり考えておきたい。

機能的でスマートな収納のポイント

①モノの出し入れを簡単・スムーズに行える。

②モノを出し入れする際に心理的抵抗がかからない。

③定位置管理・在庫管理をそこまで意識することなく行える。

物品を「アクセス頻度」で分類してみる

「機能的でスマートな収納」を実現するには、いろいろなアプローチがあると思う。
今回はまず、いろいろな物品について、その性質で分類してみようかと。

手始めに、旅の中でアクセスする頻度という観点で分類してみた。
あわせて、適した収納場所についても考えてみる。

移動中・移動の合間に使うもの

1つめは、自転車での移動中や、移動の合間などによく使うモノ。

ライド中によくアクセスするのは、ライト、ベル、カメラ、スマホ、飲み物。
イヤホンやラジオを使うこともあるかな。
ウインドブレーカーやレインスーツも、手ごろな場所に用意したい。

また移動の合間には、タバコやスマホ、昼食の食糧や調理器具などにアクセスするはず。
コンビニやスーパーに入れば、調達用の携帯リュックやウォータータンク、クーラーボックスなども使う。

銭湯や水場があれば、お風呂グッズも必要になる。

これらのものは、ライド中というせわしない状況で使用するので、最もアクセス性の良い場所に収納すべきだと思う。

毎日使うもの

2つめは、ライド中には使わないけど毎日使うモノ。

  • テントやチェアといったキャンプ用品
  • 釣り竿や仕掛けといった釣り道具
  • 歯ブラシや手鏡といった日用品
  • そしてホウキや洗濯グッズといった生活用品 ……などなど。

ある程度落ち着いた状況で使用するものなので、ライド中よりアクセスしにくくても良い。
とは言え、毎日使うものなのであまりに取り出しにくいのはNG。
ほどほどの場所を選ぶべき、かな……。

季節性のあるもの

3つめは、季節によって使用頻度が変わるもの
すなわち、夏服や冬服、海遊び道具、など。

よく使う季節なら取り出しやすいところに。
使わない季節には一番アクセスしにくい場所にしまっておくのが良いでしょう。

時間があるときにしか使わないもの

最後に、時間があるときにゆっくりと取り出せばいいもの
具体的には、メンテナンス用品補修部材輪行バッグなど、かな?

これも使う頻度は低いので、一番アクセスしにくい場所でいいと思う。

「アクセス頻度」分類まとめ

こんな感じで、道具によって、アクセス頻度は大きく変わってくるはず。
それをふまえた収納を考えるべきだと、僕は思っている。

「アクセス頻度」による物品の分類と収納先

①自転車での移動中や、移動の合間などにもよく使うもの
 (例:ライト・スマホ・飲み物)
→アクセス性が最も良い場所

②ライド中には使わないが、毎日使うもの
 (例:テント・釣り道具・日用品)
→アクセス性がそこそこ良い場所

③季節によって使用頻度が変わるもの
 (例:冬服・シュノーケル)
→アクセスしにくい場所でいい

④時間があるときにゆっくりと取り出せばいいもの
 (例:メンテ用品・輪行バッグ)
→アクセスしにくい場所でいい

物品を「緊急性」で分類してみる

収納方法を検討するなら、アクセス頻度だけでなく緊急性についても考えたい。

いざと言う時に、すぐに必要となるものは取り出しやすいところに。
そうでないものは、それぞれ適切なところに。

そうしないと、困ったことになるケースもあると思う。

雨具・防風用品

急な雨というのが、いちばんよくありそうな事例ではないだろうか?
レインスーツ、シューズカバー、傘などは、できるだけアクセス性の良い場所に入れておくべきかも。

あるいは、激坂を登り切った後の下り坂とか。
高所であるし、また長い下りはスピードが出て体が冷えるので、サッと取り出せる場所にウインドブレーカーなどを忍ばせておきたいところ。

医薬品・救急セット

旅の途中では、風邪を引いたり、持病の発作が起こったり、事故にったり、ケガをすることもある。

「ダルい」「しんどい」「ほとんど身動きが取れない」というような場合に備えて、物理的にも心理的にも抵抗が少ない場所に保管するのが無難だと思う。

携帯食

ついつい調子に乗って自転車をぎ続けてしまい、ハンガーノックになる可能性も否定できない。

携帯食も、すぐに手が届く場所に用意しておいたほうがいいと思う。

「緊急性」分類まとめ

「緊急性」による物品の分類

①雨具(傘・レインスーツ・シューズカバー)、防風用品(ウインドブレーカー)

②医薬品、救急キット

③携帯食

→いずれもアクセス性の良い場所に保管する!

分類と収納場所まとめ

しょっちゅう使うもの・緊急時に必要になるもの取り出しやすいところに。
あまり使わないもの・急がないもの取り出しにくいところに。

まとめればそれだけ。とてもシンプルな話。
ただ、現実には荷物のかさ高さも影響してくるので、理想の場所に入らないこともある筈。
できるだけコンパクトなギアを選ぶか、収納方法を妥協するしかない……かな。

ともあれ、こういった点を心がけることでストレスが減り、作業効率も良くなるのは間違いない。
挫折しないためにも、道具の選定・購入の際にしっかり考えていきたいと思う。

具体的な収納案を立ててみた!

以上の分類を基に、収納案を作ってみた。

(前回記事にした積載案に、収納の内容を書き込んでみた)

収納案A:バッカンありのパターン。テーブル・シュラフマットはバッカン周りに固定。チェアは可能ならリアパニアに入れる

トップチューブバッグ

トップチューブバッグは、最もアクセスが容易なバッグ。

ただ、いかんせん容量が小さい。
よって、最もよくアクセスする小物や、重要度・緊急性が高い小物を入れたい。

自転車から離れる時にも持ち歩きたい物が多いので、ワンタッチで取り外せるバッグを探すか、中身をすべて巾着袋に入れておくなどまとめてサッと取り出せる工夫をしたい。

トップチューブバッグ

①貴重品
財布・家の鍵など

②スマホ関連
スマートフォン・スマホスタンド・スマホ用防水カバー・スマホ用レンズ・Bluetoothリモコン

③カメラ関連
デジカメ・三脚
デジカメ・アクションカメラの予備バッテリー

④その他電子機器
ポケットWi-Fi・ラジオ・Bluetoothイヤホン・モバイルバッテリー・充電ケーブル・USBメモリー・メモリーカード

⑤その他
タバコ・ライター・灰皿・偏光サングラス・携帯食

フレームバッグ

フレームバッグは、アクセス性がかなり良く、容量がそれなりにある収納。

日常的に使用するものや、緊急性の高いものをしまっておくのに適していると思う。

フレームバッグ

①防雨・防風用品
傘・レインスーツ・シューズカバー
ウインドブレーカー

②物資の調達時に使用するもの
携帯リュック・ウォータータンク・浄水器

③照明
LEDランタン・ヘッドライト

④電子機器
充電池・モバイルバッテリー
Bluetoothマウス&キーボード
コンセント・三角タップ・延長コード

⑤撮影用品
三脚・自撮り棒
各種マウント器具
防水ケース・防風カバー

⑥文房具
書籍
ノート・ペン類
ハサミ・カッターナイフ・セロハンテープ

⑦日用品
歯ブラシ・歯磨き粉
毛抜き・爪切り・髭剃り・手鏡
ハンカチ・ティッシュ・デオドラントシート
リップクリーム・ワックス

⑧消耗品
ラップ・アルミホイル・ジップ袋
新聞紙・ゴミ袋・結束バンド

⑨その他
防虫用品
裁縫道具
医薬品・救急キット
自転車カバー・自転車の鍵

サドルバッグ

サドルバッグは、工具や修理用品などを入れておくことが多い小物入れ。
ただし、リアの荷物をどける必要があるなど、荷物の多い旅では一番アクセスしにくいという面も。

とは言え、工具や修理用品を使うような時には、どうせ荷物は降ろすわけで。
だから、この点はそんなに問題ないと思う。

サドルバッグ

①工具類
ドライバー
スパナ
六角
ラチェット

②補修関連用品
交換用ネジ類
ブレーキシュー
パンク修理キット

フロントパニアバッグ(左右)

フロントパニアには食品と調理器具を入れたい。

昼食作業・調達作業は、ライドの合間に行う。
そして、フロントパニアは容量が大きく、アクセスも容易。
ここに食材やクッカーなどを入れておけばスムーズに食事をとることができるし、調達品もサッと入れることができる。

また、食品を同じところにまとめておけば、在庫の把握も簡単になるはず。調理器具一式も入れておけば、調理の準備もスムーズ。「アレはこっち、コレはあっち」などと右往左往せずに済む。

注意点としては、左右の重さのバランスをある程度とることか?
日々消費していくものが多いので、ここは気をつけるべきか。

フロントパニア/左

①食品
米・インスタント味噌汁・レトルトカレー・各種調味料

②調理器具
包丁・まな板
メスティン・アルミスキレット
その他調理用品

③その他
洗い物用品・ペーパーホルダー・ゴミ箱

フロントパニア/右

①食品
インスタント麵・野菜類
コーヒー・クリープ・グラニュー糖・茶葉

②食器・調理器具
クッカー・ケトル
カトラリー・コップ・缶クーラー
お茶パック・その他食器

③火器
ガスストーブ・ガス缶
風防・スパッタシート・耐火手袋

リアパニアバッグ(左右)

リアパニアには、キャンプ用品・釣具・衣料品・生活用品を収納したい。

リアにはいろいろな荷物を積むので、リアパニアはややアクセスがしにくそう。
リアのバッカン周りには、テーブルやシュラフマットといった大物くくり付けているはず。

車体バランスへの影響も大きそうだし、そのせいで心理的な抵抗も強いだろう。
だから、ライド中の使用頻度が高いモノは、あまり入れたくない。

一方で、荷解にときの手間がない分、ライド以外の時に使う物品を収納するのには適していると思う。
すなわち、キャンプグッズや釣り道具、着替え、かさのある生活用品などの「毎日使うもの」だ。

ただし、フロント同様に、リアパニアも左右のバランスには気を付けたいところではある。

リアパニア/左

①キャンプ用品
テント・タープ
グラウンドシート・設営用品
サバイバルナイフ・ノコギリ
カラビナ・クリップ等の小物
その他(クーラー台・水缶台など)

②衣料品
よく着る衣類

③生活用品
お風呂セット
洗濯用品
清掃用品

リアパニア/右

①キャンプ用品
シュラフ・チェア・ザブトン
焚火台・ウッドストーブ・その他火器関連道具(焼き網・火バサミなど)

②釣り用品
ルアー・ウキ・オモリ・カゴ
道糸・ハリス・仕掛けセット
その他仕掛け小物(鈎・ウキ止めなど)
フィッシングナイフ・まな板・バケツ・玉網
その他(鈎外し・ハサミなどなど)

③電子機器
水温計・ソーラーパネル(雨天時のみ)

リアシートバッグ(バッカン)

リアシートバッグには、使用頻度の低いものや緊急性のないものを収納したい。

なぜなら、リアシートバッグはロープでリアキャリアに固定されているので、アクセスするのに荷解きの手間がかかるからだ。

リアシートバッグ

①酒
芋焼酎とか

②あまり着ない衣類
季節の衣類、カイロなど

③メンテ用ケミカル類
チェーンクリーナー・チェーンオイル
テント・タープ用の防水スプレー など

④補修材料・補修関連用品
タイヤ・チューブ・リムテープ
ダクトテープ・針金
テント・タープ専用補修材

⑤輪行バッグ

⑥海遊びグッズ
海パン・海用シューズ
水中メガネ&シュノーケル
熊手・スコップ

なお、現時点では、リアシートバッグにはPRO MARINEのバッカンを使うつもりでいる。
が、最終的には全然違う収納用品を使うかも。
開け閉めがしやすく、大きく開き、容量が大きく、そして防水性が高ければ、何でもいい。

あるいは、積載の都合上、リアシートバッグ自体をカットすることもあり得る。
その場合、荷物の削減は必須。水中メガネ&シュノーケル、熊手あたりは無理かなー。無念。

クーラーボックス

CFCは釣りキャンプ旅なので、クーラーボックスは必要不可欠な装備。

クーラーには、ハード、ソフト、セミハードの3タイプがあるけれど、僕はハードタイプとソフトタイプを併用しようと考えている。

メインはハードクーラー/釣りエサ、魚、肉

ハードクーラーには釣りエサや釣った魚、買った肉などを入れる。要は生鮮食品。

ハードタイプは、かさ張るし重たいけど、そのぶん保冷力が強く、また頑強。
「頑強」というのは結構重要。キャリアに積みやすいし、また中身が押し潰されることもない。
ソフトタイプはグニャグニャと形が変わるので、この点で不利。

飲み物は、夏場以外は基本的に入れない。
魔法瓶を使うので!
ライド中に飲むお茶・コーヒーは、魔法瓶2本くらいで保冷(保温)しようという作戦。

夏場に限っては、魔法瓶2本では到底足りないので、麦茶1リットルくらいをクーラーに入れておくことになると思うけど……。

サブにソフトクーラー(夜間保冷のみ)/ビール、一部の食材、釣りエサ

じゃあソフトクーラーはどう使うか。

ソフトタイプは、基本的に予備。モノがハードクーラーにすべて入れば使わない。
ただ、フロントに積めるハードクーラーの容量はせいぜい10リットル程度。
かなり小さいので、全部収まることは少ないと思う。

しかし、ソフトタイプはハードタイプほど保冷力が高くない。
最近は良い製品も出てきているけれど、長時間になるとやはり厳しいし、そういう製品はソフトタイプでもかなりかさ張る。さらに、値段もかなり高くなる。予備にそこまでついやしたくはない。

そこで、いっそのこと、安物のソフトクーラーを短時間保冷に特化して使うことを考えている。
具体的には、晩酌用のビール、そしてハードクーラーに入りきらない食材・釣りエサを、夜間だけ入れるという作戦である。

まず、調達時に新しく買った氷をハードクーラーに入れる。このとき、ハードクーラーに入っていたけかけの氷をソフトクーラーに移し替える。ここに、ビールや入りきらない食材・釣りエサを入れてしまえ……というSUNPOUだ。

ソフトクーラーに移すのは、翌朝までに食べきる食材。夜だけなので、けかけの氷でも何とかなる。タッパー等に入れておけば、固定の際に潰れることもない。

これなら、ホームセンターに売っている1,000円くらいの安物でも事足りる。
積載は、バッカンの上とか、かな。積まずに済ませたいなら、クーラーリュックという選択肢もアリかもしれない。

ハードクーラー

①氷関連
氷・アイスピック
融水回収システム・冷水

②釣り関連
釣りエサ・氷〆容器

③食品
肉・卵・魚介類・調味料

ソフトクーラー

①ビール

②ハードクーラーに入らない食材

③ハードクーラーに入らない釣りエサ

※食材は翌朝までに使い切る

なお、積載案の修正でバッカンをなくし、15リットルのハードクーラーを積むことにした場合は、ソフトクーラーは必要なくなるだろう。

車体orバッグに取り付け

非常に高頻度にアクセスするもの。
バッグに入らないような大物。
「取り出し・片付け」が必要なく、据え付けておくだけで役割を果たすもの。

そういった物品は、車体やバッグに直接据付、もしくは固定することになりそう。

アクセスが多いものの代表格は、ナビ用のスマホや飲み物。
バッグにおさまらない大モノは、前の記事で紹介したテーブルとシュラフマットなど(もしかするとチェアも)。
固定しておけば役割を果たすモノは、ソーラーチャージャーや各種ロギング機器など。

車体やバッグに直接据付・固定

①電子機器
ナビ&サイコン用のスマートフォン・スマホホルダー
アクションカメラ・カメラ用マウント
ソーラーチャージャー(晴天時)
各種ロギング機器(GPS・加速度・勾配・温湿度・気圧・風速)

②ライト・走行補助用品
フロントライト・リアライト
バックミラー ・ベル

③アウトドア用品
ソフトクーラー
テーブル(およびチェア)
シュラフマット

④その他
ボトルホルダー・魔法瓶
空気入れ

収納に悩んでいるモノ

現時点で、いい感じの収納方法を思いついていないものがある。

すなわち、ノートパソコンと、ロッド&リール、だ!

ノートパソコン

ノートパソコンは、毎日使う道具。
よって、アクセスしやすい場所にしまっておきたいというのが本音。

その一方で、振動に弱いものなので、車体のバッグに入れて良いものか不安になる。
また、高価な品なので、自転車から離れる時には肌身離さず持っておきたいという気持ちも。

こうした点を考えると、リュックに入れて常に背負っておくのが良いのかもしれないが、ロングライドではリュックはかなり邪魔だし、ストレスも大きい。

どうすればいいのか……。

釣り竿&リール

ロッドとリールは、4~5セットくらい要るだろうと思っている。
ほとんど毎日使うものなので、毎回リールをロッドから外すのはかなり面倒。
リールは常時セットしておきたいというのが本音。

これらの道具もPC同様、ライドの振動に常にさらされることは想定されていないはずなので、振動を防ぎたいと思っている。
この点では、これまたリュックに入れて背負うのがいいのかもしれない。
だが、自転車に設置されているロッドを必要な時にパッと取り出すというスマートさにも憧れる。

また、ロッドもリールも、使用時には濡れがちな道具だけれど、常に濡れることは想定されていないはずなので、移動中の雨対策も必要になる。

こうした僕個人のニーズや願望、そして製品特性の双方を満たす収納方法が見つけられていないのが現状である。
どうすればいいのか……。

おわりに

今回は道具の収納について考えてみた。

収納に関しては、自分なりのイメージは結構固まっている。
しかし、「こんなにたくさん、本当に入るのか?」とか、「思っているよりアクセスしにくいのではないか?」とかとか、「ぜいたくを言いすぎなのでは?」とかとかとか、懸念・疑念もかなり渦巻いています。

まあ、実際に道具を購入しないと何とも言えない。
どうしても無理となれば、削るだけだ。
しかし、最後の2点の悩みだけは何とかしたいところ。難しい。

それでは今回はこんなところで。ではではー。

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