どうも、しげるです。
最後に装備系の記事を書いたのは、去年の夏キャンプ後だった。
あれから1年が経ち、装備もかなり増えたということで、先日の小豆島チャリ旅に持って行った主な装備を書いていこうと思う。
いかんせん量が多いので、カテゴリにわけて順次アップしていこうかなと。
まずは自転車編から!
※去年の夏キャンプ以降に購入したものには、New! のマークを付けています。
車体・パーツ
自転車本体は、長旅専用に設計されたTREKのロングセラーモデル、「520 Disc」。
去年の11月に購入した。
乗り始めて10ヶ月。
おおむね満足してるけど、もちろん不満点もいくつかある。
優先順位が低いからまだ手を出してないけど、いずれ改善していきたい。
車体周りのパーツについて。
まずはサドル。これは、前に乗っていたクロスバイクで使っていたものを移植した。
メーカー等は不明だが(側面に「VISCOUNT」の文字が入っている)、たしかDEPOで買ったような記憶がある。
少なくともこのサドルを使ったロングライドにおいて、ケツが痛くなったことはない。
段差のたびに、気持ち腰を浮かせているからかもしれないけど。
次にキックスタンド。これはBontragerの純正品、「Rear Mount Adjustable Kickstand, 24-29″」を採用した。
チャリ旅での自立性を重視したので、自転車と同時に購入し、その場で取り付けてもらった。
大荷物での自転車キャンプを3回ほど行ったが、転倒することなく、きちんと車体を支えてくれている。また、不具合も特に出ていない。
ただし、やはりスタンドには相当な負荷がかかっているようで、GWのチャリ旅後には、ネジがかなりゆるんでいた。
締め直そうとしたら違和感があったので、外してみたらメチャメチャ歪んでいた。
大荷物で旅する場合は、2~3日おきにチェックすべきだと思う。
また、フェンダーも付けた。これまたBontragerの純正品、「NCS Fender Set」。
軽量なポリカーボネート製。
今年の4月に店頭で購入し、取り付けてもらった。
フェンダー取り付け完了! pic.twitter.com/CxxLh1SSkM
— チャリ釣りキャンパー しげる (@CFC_shigeru) April 29, 2023
ただし、GWのチャリ旅で、フロントフェンダーがクラッシュした……。
***
これ以外の基本パーツは、まだ初期装備のままだけど、少なくともハンドルバー・ペダル・キャリアの3点は、いずれ変えたいと思っている。
バッグ類
バッグ類は、この1年で、ほぼほぼ揃え終わったと思う。
まず、フロントパニアバッグは、ORTLIEBの「バックローラークラシック(ペア)」。
容量は、片方40L、計80L。
フロント側は荷物が少なめなので、リアよりはパニアバッグにアクセスしやすい。
ということで今回の小豆島旅では、食糧、調理器具、日用品、衣類など、比較的出し入れするものを入れた。
お試しでリアに付けてみたらこんな感じ。
荷物を入れてないのでスカスカだけど、サイズ感は分かると思う。
小豆島旅では、これをフロントにつけて運用した。
フロントパニアバッグには、普通はスポーツローラークラシック(片側25L)や、スポーツパッカークラシック(片側30L)のような、少し小さめのものを使うらしいけど、僕は容量重視でこのように運用した。
リアパニアバッグは、同じくORTLIEBの「バックローラープロクラシック(ペア)」。
容量は、片方で70(+8)L、計140(+16)Lと、「プロ」とついているだけあってかなり大きい。
リアパニアバッグには、ライド中はアクセスしにくい。これは、リアトップにはクーラーボックスを積んでおり、またクーラーボックスの両サイドにマットやテーブルその他の荷物を吊るしていたためだ。
そのため、リアパニアには出し入れの頻度が少ない、キャンプ用品と釣り用品を主に入れた。
パンパンに詰めるとこんな感じ。
なまじ容量があるので、ついつい入れすぎてしまうが、やりすぎると重たくなるので要注意。
自転車がぜんぜん進まなくなります。笑
中身の様子。テント、タープ、Helinoxのチェアツーまで入る!
長物のチェアツーが入るのはマジでありがたい。
ハンドルバーバッグは、ORTLIEB「アルティメイト6 クラシック 6.5L 」。
取り出し頻度が多いモノを、手早く出し入れできるので、非常に便利。
いやホント、よく使う小物の収納に困ってたので。
中身はこんな感じ。
バッグはワンタッチで取り外せるし、ベルトもついてるので、買い出しのときとか超便利だった。
課題は、これを使うとクーラーボックスをリアに積まざるを得ず、そのためホムセン箱のリア積載ができなくなること。
当面は問題ないけど、いま脳裏に描いている最終構想とは異なるスタイルになってしまう。けど、あまりにも便利すぎるんだよな……。
これから、よく考えていきたい。
なお、このバッグをハンドルバーに取り付けるには、別売りのアタッチメントが必要となる。
サードパーティー品もあるらしいけど、今回は純正品の、ORTLIEB「アルティメイト用マウンティングセット アルティメイト6用 E185」を選んだ。
バッグを車体から取り外せないようにする鍵付きタイプなので、安心感が増す。
トップチューブバッグは、Lamicall「BIKE FRAME BAG」。
容量は大きめだが、防水性は低め。
タバコとか手袋とか、そこそこいろいろ入るんだけど、側面の色(蛍光緑)が、車体と致命的に合わない。
いいものを見つけたら買い換え予定。
サドルバッグは、以前から使用しているTOPEAKの「エアロウェッジパック(ストラップマウント)Lサイズ 」。
自転車工具、パンク修理キット、チェーンオイル、替えのチューブ・チェーンなんかを入れている。
たぶん10年くらいは使ってると思うけど、傷む気配が一向に無い、ものすごい良品。
ステムバッグは2つ買った。
ひとつは、サイクルベースあさひの「ボトルポーチM」。
はじめてのステムバッグということで、安物で試してみることにした。
それなりに飲み物を保冷してくれるし、小物とかを入れてもいいので、そこそこ便利。
しかし、やはり「安かろう悪かろう」なのか、小豆島旅の最中に破れてしまった。
「雑に扱うのがいけない」と言われるかもしれないけど、これはもう性格だし、そのうえ疲労のたまる長旅では、ますます雑になってしまう。
これを前提にして、多少雑に扱っても大丈夫なモノを選ぶのが、やはり僕には向いていそうだ。
もうひとつのステムバッグは、TOPEAKの「フリーローダー ステムバッグ」。
長旅においてはステムバッグの増設が必要だと感じていたので、小豆島旅の直前に購入した。
構造的には、あさひ品のような、破れやすい部分はなさそう。
保冷性能については、あさひ品を明らかに上回っていると実感した。
さらには、サイドポケットまで付いている。
つまり、あさひ品の完全上位互換なのだ。
破れたあさひ品の代替にもうひとつ買ってもいいんだけど、他にもいろいろな製品が出ているので、ペンディングしている。
マウントアクセサリー類
マウント関連は、まずハンドルバーの拡張アイテムから。
KCNCの「マウントエクステンション 対応ハンドル径31.8/25.4mm」を、昨年11月に購入した。
取付けは面倒だけど、これがあればいろいろ増設できる。
フロントライトは、CAT EYEの「Sync CORE」。
充電はUSB Micro-B。
スマホ、専用のリアライトなどと、Bluetoothで無線接続できる。
専用のアプリもあるけど、使い勝手は悪い。
まぁ、ライトとしての性能は問題ないと思う。
ベルは、サドルと同様、前に乗っていたクロスバイクで使っていたものを利用。
そのうち変えるけど、まだ先の話。
スマホホルダーは、Lamicallの「BP07-JP-B」。
使用感は、可もなく不可もなくといったところ。
とは言え、この前に使っていた、ミノウラの「iH-520-STD」よりはよっぽど使いやすい。
とりわけ、角度を手軽に変えられる点は最高。
現在は、フロントライト・ベル・スマホホルダーの3点を、KCNCのマウントエクステンションにセットして運用している。
GoProを購入したら、少しいじるかもしれない。
なお、ハンドルバーバッグのアタッチメントを取り付けるときに、マウントエクステンションと干渉したので、調整が必要になった。
ところで、今年のGW旅において、大荷物ライドではバックミラーが必要だということを痛感した。
しかしどんなものが良いか分からなかったので、たまたま店頭にあった、タナックス「イージーミラー S-12」を、小豆島旅の直前にお試し購入した(安かったので)。
感想としては、無いよりは全然マシだけど、ドロップハンドルの下部に取り付けると目線がかなり下に行くので、それなりにストレスを感じる。
また、見える範囲も狭いし、ちょっと手が当たるとすぐにズレるので、使い勝手はあまり良くない。
リアライトは、フロントライトと対になる、CAT EYE「Sync KINETIC」を購入。
「Sync CORE」と同じく、Micro-B充電で、Bluetooth接続機能あり。専用アプリとも連携可能。
加速度検知で点灯モードが変わる機能があるが、この機能をONにしていると電池の減りが早くなる。
Bluetooth接続により、フロントライトをOFFにすれば、リアライトも自動的にOFFになるという便利機能がある(逆も可)。
……あるのだが、間に障害物がある場合にはうまく機能しなかったりする。
だから、大荷物のチャリ旅では、フロントを消してもリアは点きっぱなし、ということがちょいちょいある。
ライト間のBluetooth接続機能については、「この機能があれば、トンネルに出入りするたびにいったん降車し、手作業でリアライトをオンオフする手間をカットできる!」という点を買っていたのだが、これでは意味がない。
明るさ検知で自動点灯するタイプのものに、そのうち買い替えようと思う。
ボトルケージは、TOPEAKの「モジュラーケージ2」が2つと、「モジュラーケージXL 」が1つ。
モジュラーケージ2は、かなり前からシートチューブに取り付けて常用していたんだけど、TREK 520はダウンチューブ下面にもダボ穴がある。
ここにもボトルケージを取り付けたいと思い、小豆島旅の直前に追加購入した。
ダウンチューブ下面のボトルケージにはツールボトルをセットする人が多いらしいけど、僕は小豆島旅では、非飲用水(身体を冷やしたり手を洗ったりする用)を入れたボトルをセットした。
XLの方は、このサイズのボトルケージを使ったことが無かったので、使用感の確認も兼ねて購入した。
THERMOSの水筒がドンピシャサイズだった。
実際には水筒ではなく、1.5~2Lのペットボトルを付けている人が多いっぽい。
現時点では、ダウンチューブの上面のダボ穴に取り付けて運用している。
フレームバッグを購入した場合には、運用方法を見直すかもしれない。
工具・メンテ器具・消耗品の予備
空気入れは、Panaracerの「ミニフロアポンプ フットステップ装備」を購入。
フットステップと圧力ゲージがあり、携帯用としては使いやすいタイプだと思う。
一生懸命に空気を入れていると、断熱圧縮で本体が熱くなる。
普段は、ダウンチューブ上面のダボ穴に取り付けている。
チェーンチェッカーは、BBBの「マルチツール 多機能チェーンチェッカー」を購入。
小豆島旅の出発前にチェーンの伸び具合を調べたけど、まだもうちょい大丈夫そう。
念のため、チェーンカッターも持って行った。
サギサカの「チェーン切り WO-480B」。
その他、プラスドライバーと六角セット、パンク修理キット、交換用のチューブ・チェーンなどを持って行った。
サドルバッグにギリギリ入った。
その他
前後キャリアへの荷物の固定のため、評判の高い固定ベルト、インフィニクスの「ROK straps MOTORCYCLE/ATV Stretch Strap 2P」を、フロント用とリア用に2つ購入した。
フロントキャリアにクーラーボックス・リアキャリアにバッカンを積むスタイルでも、フロントキャリアは積載無し(ハンドルバーバッグを使用)でリアキャリアにクーラーボックスを積むスタイルでも、このベルトが崩壊したことは今のところ無い。
かなり信用できるアイテムだと思う。
他にも自転車カバーとか前かごネットとかあるけど、細かいのでその辺は省略する。
また、防犯関連アイテムは秘密です。
自転車用品紹介 おわり
小豆島旅に持って行った自転車用品は、だいたいこんな感じだった。
今後は、車体パーツを中心に、ちょろちょろ改良していきたい。
具体的には、ハンドルをドロップハンドルからバタフライハンドルに変えたい。それに伴い、ステムとかヘッドセットとかブレーキレバーとかシフターとか、いろいろ変わると思う。
また、ペダルも変えたい。今使っている標準装備のペダルは、上下の面が非対称、かつ面が小さい。
漕ぐときにかなりの違和感を感じることが多いので、いずれは上下両面が対称になっている、面の広いものに変えたい。
キャリアは、NITTOのものに変えたい。重心を下げ、ライドを安定させる必要があると思っている。
バッグ類は、フレームバッグを追加したい。サッと荷物を取り出せるバッグは、いくらあってもありがたい。
輪行を想定して輪行袋やエンド金具の類も調べておくべきだと思うし、ライトなど買い替えるべきものもあると思う。ミラーも、ハンドルを買い替えた後に検討し直す必要がある。
以上、自転車用品はひとしきり揃ったと思う。
だが、こんな風にまだ不足している部分があるので、今後更新していきたい。
自転車用品編は以上になります。次回はたぶん電子機器編!
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