進捗状況

「TREK520 Disc」を旅用に換装してみた

しげるです。

今回、TREK520を旅用にいろいろ換装したので、その記録を残しておこうと思います。

内容は以下のとおり。

ハンドルバー
BBBのバタフライハンドルに変更

ステム
クランプ径25.4mm、長さ130mmのものに変更

シフトレバー・ブレーキレバー
フラットハンドル用のものに変更

ハンドルバーバッグアダプター
RIXEN&KAULのものに変更

フロントフェンダー
以前クラッシュしたものの手直しにチャレンジ

リアフェンダー
リアライトを取り付けられるように改造

タイヤ
マラソンタイヤに変更

ペダル
三ヶ島ペダルに変更

バーテープ
グリップ装着&巻き巻きに初チャレンジ

ハンドルバーの変更は初めてで、知らないことだらけでした。予想外の不具合も起こったりしましたが、それも含めて楽しいですね。

シフトレバーとブレーキレバーの調整はやったことがあるんですけど、久々すぎていろいろ忘れており悪戦苦闘しました。

なお製品の選定や実際の作業にあたっては、手持ちのガイド本のほか、以下の記事を参考にさせて頂きました。

初期状態

最初はこんな状態でした。(ハンドルバー周りのギアは外してあります)

改造前の状態.

以前から少したるみつつあったバーテープが、いつの間にか完全にちぎれていたので、ちょうど良いタイミングだったのかもしれません。笑

ステムとハンドルバーを取り付けた

現行のステムとハンドルバーは、最初からついていたものです。

ハンドルバー:Bontrager Comp VR-C, alloy, 31.8mm, 100mm reach, 124mm drop, 42cm width
ステム:Bontrager Elite, 31.8mm clamp, Blendr compatible, 7 degree, 100mm length

ステムを真横と前方から見たところ。

ボロボロのバーテープを剥がしてみたら、ケーブルアウターを巻き付けているビニールテープが現れました。こんな風になってたんだ……。

STIレバーも含めてぜんぶ取り外しました。

さらに、ハンドルバーとステムも除去。

トップキャップも初めて外したわけですが、ネジに緑色のグリスがたっぷりと付着していました。

怖かったのですぐに戻しました(笑)

よく分かっていないながらも、勢いで作業を続けていきます。

まずはステムの取付け。ブログ記事を参考に、KCNCの「FLY RIDE KC-BX007」をチョイスしました。

KCNC FLY RIDE KC-BX007
  • クランプ径は25.4mm。今回選んだバタフライハンドル(後述)にピッタリのものです。
  • 長さは、上述のブログを参考に、選べる中で最長の130mmを選びました。
  • コラム径は28.6mmで、これは現状と同じなので問題なし。
  • スタックハイトは38.0mm。現状のステムは実測40mmだったので、2mmほど短くなっています。

作業前は「スタックハイト is 何?」状態だったのですが、今回の作業でその重要性を思い知らされました。(ブログを参考に、あらかじめコラムスペーサーを買っていたため事なきを得ました)

◇◇◇

続いて、今回の作業のメインであるハンドルバー!

BBBの「BHB-30」をチョイスしました!

BBB MULTIBAR BHB-30

バタフライハンドルに変えることは以前から決めていました(ルイガノの「beacon 9.0」に憧れていたため)。
そのうえでネットを徘徊した結果、BBBが良さそうだと思ったので、今回こちらを購入しました。

  • 横幅は570mm。元のドロップハンドル(420mm)より150mmも長くなりました。
  • クランプ径は、なぜか25.4mmのものしか見つかりませんでした。(元のドロップハンドルは31.8mm)

ステムをわざわざ買い替えたのは、クランプ径に対応するためです。

元のステムでも、クランプ部分にシムを挿入して隙間を埋めればハンドルバーをセットできるらしいのですが、自転車旅は大荷物。車体のいたるところに大きな負荷がかかることは確実です。

ということで、安全のためにも安心のためにも、今回はステムの買い替えを選択しました。

シフトレバーとブレーキレバーも取り付けた

唐突で申し訳ありませんが、ハンドルバーとシフトレバーとブレーキレバー(とバーエンドバー)を取り付けました(笑)

途中の写真を全然撮れていなかったのです。笑

バタフライハンドルには、フラットハンドル用のブレーキ&シフトレバーを使うようです。

  • シフトレバーは、shimanoの「SORA SL-R3000-P 左右セット 3x9s」を選択。フロントディレイラーのトリム機能にも対応している一品です。
  • ブレーキレバーは、同じくshimanoの「SORA BL-R3000-P 左右セット 2.5フィンガー」を選択しました。

「シフターがきちんと機能するか?」とか、「買い間違えてないよね?」とか、いろいろと気がかりだったのですが、トリム含めてバッチリ作動してくれました!(ディレイラー調整には悪戦苦闘しましたが)

全体像はこんな感じです。良すぎる・・・・・・。

ちなみにバーエンドバーですが、参考にしたブログで使用されていたものをノリで購入しました。
FOGLIAというブランドの「#52212 ブラック」というものです。

そのブログ記事ではバタフライハンドルの前方に取り付けられていたのですが、いざ取り付けようとしてみたら、奥まで挿入することができませんでした(哀)。

ということで、MOTTAINAIの精神に基づき手前に付けています。

ガタつきを解消した

とりあえず乗れる状態になったということで、ほんの少しだけ試乗してみました。

  • ハンドルバーの傾きとかは、ロングライドしないとよく分からんが、ひとまず問題なし。
  • シフトチェンジは、調整が不十分だけれども、トリムもちゃんと機能したのでとりあえずヨシ。
  • ブレーキは、リアはOK。フロントは……

フロントでブレーキかけると
ガ タ つ く

調べたところ、これがステムの「スタックハイト」に由来する不具合らしいです。

ステム変更に伴いスタックハイトが2mm短くなり、これが原因でフォークのコラムに隙間ができたと。

幸いにも、先ほど述べたようにあらかじめコラムスペーサーを買っていたので(GIZA PRODUCTS「アルミスペーサー HDW02400」)、この2mmの隙間は埋めることができました。先人に感謝!

よく分からないままに適当に5mm&3mmのスペーサーと入れ替えた状態.これではガタつく.
元のスペーサーに1mmのスペーサーを2枚追加した状態.これでOK!

しかし、それでもまだブレーキ時のガタつきは直りませんでした。

そこで、(そういえば「トップキャップとステムの締め付けの順番が大事」って書いてあったな)ということを思い出しました。

最初、僕は

①先にステムのネジ2本を締めてから
②トップキャップを締めていた

わけですが、実は順序が逆だったようです。

正しくは、

①先にトップキャップを締めてフォークを最後まで引き上げてから
②ステムのネジを締めてコラムに固定する

という順序のようです。

とにもかくにも、これでガタつきは(たぶん)解消したように感じています。

ハンドルバーバッグアダプターを変更した

ハンドル周りの主な取付けができたところで、(バーテープを巻く前に)ギア類を取り付けてみることにしました。

KCNCのハンドルバーエクステンダーに、スマホホルダー、フロントライトのブラケット、GoProのブラケットを付けています。

KCNC マウントエクステンション 対応ハンドル径31.8/25.4mm

取付けにあたって気づいたことは、このバタフライハンドルは中央部分(Φ25.4mm)から離れるにつれて細くなっていくために(中央付近の最細部:実測でおよそΦ22mm)、このハンドルバーエクステンダーはステムに密着する位置以外には固定できない、ということでした。

ハンドルバーエクステンダーは、中央部分にしか固定できなかった.
付属のΦ31.8mm→25.4mmスペーサーを嚙ませて取り付けている.

そして、ここで問題が発生しました。ハンドルバーバッグの取り付けです。

過去画像より.ORTLIEB アルティメイト6 クラシック 6.5L F3129

ハンドルバーバッグを取り付けるためには、専用のアタッチメントが必要となります。

過去画像より.ORTLIEB アルティメイト用マウンティングセット アルティメイト6用 E185

ということで、このアタッチメントを付けようとしたのですが・・・・・・

ア タ ッ チ メ ン ト の 内 側 が 狭 く て 取 付 け で き な い

取付け不可orz

数mm足りないのです……(絶望)

こうなると、ハンドルバーエクステンダーかハンドルバーバッグ用アタッチメントか、どちらかを買い替える必要が出てきます。

ここで僕は、

①KCNCのハンドルバーエクステンダーはけっこうお気に入りである
②ハンドルバーバッグ用アタッチメントが錆びついており使いにくくなっている
③そもそもこのアタッチメントの使い勝手が悪い(何度も取り外すと傷む)

以上3点から、ハンドルバーバッグ用のアタッチメントを変更することにしました。

鍵の部分が錆びついたアタッチメント.ケーブルも傷みとクセで扱いづらい.

上の写真からもわかるように、このアタッチメントは被覆ケーブルでハンドルバーに固定するものですが、今回の換装作業でケーブルの被覆がめちゃくちゃ傷んだうえ、折り曲げクセがついており、作業しづらいことこの上ありませんでした。(再利用が困難なレベル)

じゃあケーブルを買い替えれば……と言いたいところですが、ケーブル単品での別売はどうやら無いようです。ネジ付のケーブルなので、代替品を探すのも一苦労でしょう。

しかし実は、Ortliebのハンドルバーバッグに対応するアタッチメントとして、純正品とは別に、RIXEN&KAULの鍵付きアタッチメントが販売されています。

そして、今回あらためて調べてみたところ、なんと!

アタッチメント内側の横幅が、純正品よりも3mm広いことを知りました!
純正品は52mm、RIXEN&KAULは55mm)

これは試してみるしかない!!!!!

ということで届いた実物がこちら。
ハンドルバーへの固定は、U字型のパーツと短めのケーブルで行います。

RIXEN&KAUL フロントアタッチメント(キー付)Φ22-26mm KF830

並べて撮影してみました。
写真では分かりにくいですが、内側の幅が純正品より明らかに広くなっています。

ドキドキしながら取り付けてみると・・・

ギリギリジャストのシンデレラフィット!!!!!

一番横幅のある部分が、ギリギリで密着しています。

サドル側から見るとこんな感じ。

RIXEN&KAUL品も純正品と同じようにワイヤーを使いますが、純正品にくらべて繰り返し利用性が圧倒的に良さそうだと感じました。(折り曲げクセが付きにくそう)

そのうえ(ネジ部が付いていない)単なる被覆ワイヤーっぽいので、ホームセンターなどで代替品を見繕うこともできそうです。

……使い勝手、こちらの方が圧倒的に上なのでは???

何はともあれ、ハンドルバーバッグを取り付けてみましょう。

バッテリー類を詰め込み、あえて重たくしてみました。(たぶん2kgは超えてる)

ハンドルバーと干渉しないかが不安だったのですが、無事に取り付けることができました!

横から見るとこんな感じ。ワイヤーの張りが足りないのか、ややお辞儀しています。

まぁ実際の運用では、フロントキャリアとの隙間に何かしら載せることになる(使い残しの炭とか折りたたみクーラーバッグとか)と思うので、これでも問題ないでしょう。

なお、純正品では「ハンドルバーバッグを開けづらくするロック機構」的な使い方ができるのですが、RIXEN&KAUL品にはその機構がないので、防犯性は下がるということを付記しておきます。

(※鍵を閉めるとハンドルバーバッグ本体を取り外せなくなる点は純正品と同じです)

フロントフェンダーを手直しした

フェンダー(Bontrager「NCS Fender Set」)は、以前の自転車旅でフロント側が謎のクラッシュを起こして以降、ずっと放置していました。

2023年のチャリ旅でクラッシュしたフロントフェンダー.

金具もひん曲がっていました。

ただ、ポリカーボネート製のフェンダー本体は取り外すと形が戻ったので、金具を修正してやれば再度使えそうな気がしていました。

ということで、ためしにペンチで曲げ曲げしてみたら、ひとまず取り付けることはできました。

固定具を途中で曲げているのは、真っすぐだとフォークやブレーキと干渉するからです。

とまぁ、取り付けは意外とすんなり終わりました。

ただ、前回のクラッシュの原因がよく分からないので、また同じ事象が起こるかもしれません。

フロントパニアバッグの負荷やネジのゆるみ、干渉回避のための曲げに由来するアンバランスなど、原因はいろいろと考えられそうですが、とりあえず様子を見ながら慎重に使ってみようと思っています。

タイヤを交換した

SCHWALBEの「MARATHON 700×38c」が届いたので、これも換装します。

SCHWALBE MARATHON 700×38c

空気を抜いて、現行のタイヤを外します。けっこう固くて、やや手間取りました。

こうやって見ると、めちゃくちゃ擦り減っていますね。

確かに最近は、乗ってるときに若干のスベリ感というか、グリップ力の低下みたいなものを感じていました。

ただしホイール側は、固着もなくて意外と綺麗でした。(もっとグチャグチャになってると思ってた)

さて、マラソンタイヤを袋から出しました。

接地面と側面はこんな感じです。

内側はこんな感じ。

では、さっそく取り付けていきます。まずは前輪から。

回転方向に気を付けてタイヤを片側だけはめ込み、空気を少しだけ入れたチューブを挿入。

タイヤレバーを使ってタイヤを押し込み、チューブが噛みこんでないか全周確認して、空気を入れたら終わり。

……「マラソンタイヤは固い」と聞いて戦々恐々としていたのですが、なぜかすんなり入りました。

ちなみに空気圧は3.5-5.5 bar。手持ちのフットポンプが5 barまでしか入れられないので、4.5 barあたりで止めました。

後輪も同じように進めましたが、こっちはやたら固かったです。Why?

なおバルブの根元は、空気をパンパンに入れてから締めると楽でした。

ということでタイヤ交換完了です。

よきかな……(悦)

ネット上では「マラソンタイヤは漕ぎ出しが重たい」という意見が散見されるのですが、少し試乗してみたところ特に違和感はありませんでした。

元のタイヤの時点で漕ぎ出しが重たかった説、あると思います。

ペダルを交換した

元からついていたペダルは、なぜか表と裏で形状が非対称になっていて、表裏を確認してから足を置かないと違和感が強い製品でした。

このひと手間がかなりストレスだったため、この機に換装することにしました。

品選びについてはあまり悩まず、価格と評判を見て、三ヶ島ペダルの「IC-LITE」というものを選んでみました。

三ヶ島ペダル IC-LITE
LeftとRightの刻印

またグリスが必要になるということで、AZのものをポチりました。

AZ 万能グリース 200g 720

では、外していきます。反対側のペダルを足で抑えながら、ペダルレンチでグイッと。

ペダルは右が順ネジ、左が逆ネジになっているので、左右ともにペダルレンチを車体後方に回しました。

外しました。

Wellgo nylon body, alloy cage

サイズ感の比較はこんな感じ。

クランクを見ると、左右ともにアルマイトがかなり剥がれていましたが、気にせず作業を進めます。

ネジ部をウエスで拭いてから、グリスをこれでもかと塗り込みました。これがけっこう大事なのだとか。

そして、新しいペダルを取り付けました。

最初は慎重に、ネジ山を潰さないように回していって、最後はペダルレンチでグイッと。

さっきとは逆で、車体前方に向けてグイッと回しました。

ペダル交換完了!

リアライトのマウントを改造してみた

自転車旅ではリアキャリアの上にも荷物を載せるので、サドルの下にリアライトを付けても意味がありません。

今までは車体に無理やり取り付けていた.

というわけで、リアライト取付け部分の改造にチャレンジ。

先述のフェンダー、「NCS Fender Set」 のリア側に付いている、Bontragerのライト用ブラケットを利用してみようと思います。

いま使っているリアライトはCAT EYEの「SYNC KINETIC」。シートポストに巻きつけるタイプのものです。

CAT EYE SYNC KINETIC TL-NW100K
シートポストに巻き付けて使うタイプ.

何かいいアイテムは無いかな~と部屋を漁っていたところ、反射板が出てきました。

使えそうな雰囲気がすごいです。

ブラケットを外して、反射板のアタッチメントを取り付けてみました。

ネジのサイズも問題なさそうです。

ネジを締め付けたときの内径は、31mmくらいになりました。

ホームセンターで良い感じの円柱ゴムを見つけたので、つけてみました。

ネジを締め付けても少しスカスカだったのですが、ビニールテープを6周くらい巻いたらいい感じになりました。

ここにライトを……こうじゃ!

あれ? 思ってた以上に良い感じなのでは???

ただ円柱ゴムの高さが低く、振動でライトが落ちそうな気がするので、もっといい感じのものがあれば交換しようと思っています。

バーテープを巻いてみた

いよいよバーテープにチャレンジ!

……する前に、ブレーキレバーとシフトレバーの位置を再調整。

最終的にこうなりました。

バーエンドバーは、良い場所が見つからず、結局はずしてしまいました。無念。

てことで、バーテープを巻いていきます。

選んだのは、EMPTの「EVAロード用バーテープ ES-JHT020」。両面テープが無く巻き直しができるということで、初心者だしちょうど良いと思って購入しました。

EMPT EVAロード用バーテープ ES-JHT020

断面は台形になっていて、基本的には斜めの部分を重ねるように巻くらしいです。

巻き始めの部分を斜めに切って、ビニールテープを貼りました。

どういう感じで切ればいいのか考えてるとき、脳がバグりそうでした。笑

ギュッと引っ張りながら巻いていった結果がこちら。割とうまくできたのでは?

※化粧テープは貼ってません

左側もできました。

ただ、全体を見てみると……

巻き終わりの部分が左右で非対称!笑

まぁこれくらいはいいでしょう。笑

◇◇◇

このあと、近所を軽く走ってみたのですが、手前を薄く巻いたのは失敗でした。普通に手が痛い。笑

いっぽう分厚く巻いた部分は、クッション性があっていい感じでした。

ということで、ホームセンターでフラットバー用のグリップを買ってきました。これを手前部分に挿入します。

それと同時に、バーテープをもっと分厚く巻き直します。

巻き直しできるものを選んで正解でした。笑

テラオ株式会社 CHIARO グリップ HL-G08

左側のバーテープを剥がしました。

ブレーキレバーとシフトレバーの位置はここで決まりなので、まだ固定したままです。

グリップの長さと握りの幅を考えます。

「だいたいこんなもんだろう」というノリでカットしました。

石鹸水を塗ってグリップを挿入し、いったん外したレバー類を再度固定。

バーテープも巻き直しました。距離が短くなったこともあって、前回より分厚く巻けました。

少し漕いでみて、ひとまず問題なさそうだったので右側も同じ作業を行いました。

バーテープ、やっぱり左右対称にならない。笑

換装おわり!

ということで、換装作業はこれでひとまず完了です。

軽くライドしてみて、何かあれば感想とか書いてみるかもしれません。

それでは!

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