しげるです。
2023年8月22日(火)。
夏のCFC旅、最終日です！
グッドモーニング！
朝7時。
強烈な陽射しと子供の歓声で起床＠大蔵海岸公園のベランダ堤防。
何やらいろいろと釣れているようなんだけど、完全に寝すぎた。
※今回初導入の寝袋～ズは、一応オンステージさせたが、暑かったので結局使わなかった。笑
背伸びをしつつ潮汐アプリを開いてみると、時合は8時台までらしい。
うん、今からエサを買いに行っても間に合わないな！
ってことで、遊びレベルで、ルアーだけやってみることにした。
その前に、充電と食事、寝床の片付けだけしておこう。
ソーラーパネルを展開し、とりあえずフロントライトとモバイルバッテリーを差す。
発電量は2.6A。すごくね？
寝床もサクッと片付け、昨夜買っておいたパンとコーヒーを胃に流し込んで、7:50頃にルアー開始。
＊＊＊
釣りしてるとき、遠くに船が海面から浮いているように見えた。
蜃気楼かな？と思ったけど、デジカメで拡大してみたら、沖合の潮目でそんなふうに見えただけだった。
蜃気楼、いつか見てみたいな～
30分ほど投げ続けるも、アタリなし。周囲も釣れてないので、時合は終わったらしい。
まぁ、俺にはルアーの腕がないので、周りが釣れていてもたぶんダメだっただろうが。
＊＊＊
9時前に納竿し、撤収作業を開始。
あまりに暑いので、自転車の影でチマチマ作業していると、ベテランっぽいおじいちゃんが話しかけてきた。
おじいちゃん情報によれば、
- 東側の角で、50cmくらいのコチが釣れてた
- 好ポジションの角位置は、常に誰かしらベテランが居るから、使いたいなら話しかけて次に入らせてもらうようにするしかない
- サビキは、今年の釣れ具合はおかしくて、アジも5月サイズの小アジばっかりやし、底を狙っても小アジばっかり
（普通、小アジは上〜中層にいて、中アジ〜デカアジは底にいる。底狙いで小アジが釣れることは、たぶん稀） - 淡路海峡の波は荒くて、小さな船にはツラい。だから淡路海峡大橋ができたとき、小さな船だった「たこフェリー」は運航を終了した。
- 現在就航している「ジェノバライン」は大きいからいいけど、「たこフェリー」は小さすぎて、秋は波に勝てないから大回りして陸沿いを運行してたりした。
終戦後の時期には沈没して、数百人が亡くなったこともあった（Oh……） - ジェノバラインは、土日はチャリダーでいっぱい！
とのことだった。
勉強になりました。
おじいちゃんありがとう！
事故の件は、軽くググってみたら、wikiなので情報が正しいか不明だけど、「せきれい丸沈没事故」ってのがヒットしたので貼っとく。ちょうど終戦直後やし、この話なんちゃうかなと。
※朝日新聞の記事もヒットしたが、有料だったのでwikiの方を貼ることにした。
＊＊＊
「釣れ具合がおかしい」って話やけど、そういや小豆島の漁師さんも、「今年の潮はおかしい」って言ってた。
今年は世界的に気候がおかしいようで、ラジオ番組「おはよう寺ちゃん」でも、ヨーロッパ方面で異常な涼しさとか異常な熱波が観測されているとのことである。
ダウンジャケットが必要になるくらい寒い日が続いたと思ったら、いきなり30℃を越えてきたり（ドイツ）。
冬から春に向かっているブラジルでも、季節外れの雨が降ったとか。
地球が全体的に、擾乱状態なんかな？
映画『デイ・アフター・トゥモロー』な世界になる可能性もあるのかもしれない。
俺は「絶対温暖化」論者ではないけど、「気候は明らかにおかしいよな～、けど現代人類ごときには完全には予測できないよな～」って人である。
そのうえで、「擾乱→逆に寒冷化」みたいなルートはあり得るんじゃない？って思ってる派。
人なんて、しょせん自然の恵みに縋りながら生きていくことしかできない、ちっぽけな存在なんだろうな。
家路につきます
そんなこんなで、9:50、撤収完了して出発。
暑すぎるので、パールイズミのアーム＆レッグカバーを装着。
偏光グラスも。
偏光グラスを着けると、雲の輪郭がハッキリ見えて、ちょっと楽しい。
しばらく海沿いを東進。
アジュール舞子とか、景色の良いところで、ちょいちょい写真を撮った。
＊＊＊
しばらく漕いで、11:50。
たしか須磨市～神戸市長田区付近で、70歳のお爺ちゃんが話しかけてきたので雑談。
「俺も昔、バイクで分割日本一周したわー」とのこと。わー、大先輩！！！！！
びっくりなのは、「日本一周」の「最初の旅」にして「最初の海外旅行」が、沖縄だったとのこと！
そう、教科書でしか知らないことだが、これは「沖縄返還」前の時代なので、沖縄＝海外なのだ！！！
＊＊＊
17歳だったお爺ちゃん。
当時は、沖縄がもう返還される見込みが立っていたらしい。
ってことで、若かりしお爺ちゃんは、「返還前のOKINAWAに行っておきたい！」と、思ったとかナントカ。
まあ、そのノリは分からんでもない。
かつてはニーチャンだったお爺ちゃんは、パスポートを取り、そして親に「カネは絶対返すから」と頼み込んでバイクを買ってもらい（カワサキのﾅﾝﾄｶって車種）、返還前の沖縄を満喫したらしい。
楽しそうで大変結構ですが、ところでそのカネ、ちゃんと返したんか？と訊くと、
「んなわけあるかい！ｗｗｗ」
と、力強く言われましたw
ニンゲン、それくらいテキトーな方がちょうどイイ説、あると思います。笑
お昼になりましたが、メシはやはりテキトー
12:05、長田区付近にて、体温が上がりすぎ＆水分不足感が出てきた。
無理は禁物なので、自販機でお茶やジュースや缶コーヒーを計4本も買い、ちょうど見つけた東屋でしばらく休憩することに。
リアに展開したソーラーパネルはちゃんと仕事をしてくれていたようで、エレコムのモバイルバッテリーは満充電になっていた。
てことで、ノーブランドのモバイルバッテリーに変更。
晴れた真昼、ソーラーパネルのリア展開での発電量はどれくらいかなーと思って見てみると、0.7〜0.9Aだった。
4面中、2面は横or斜めを向くので、まぁこんなもんかという感想。
それだって、ちゃんと発電してくれるのだから有り難いものだ。
ちなみに、自転車を東屋の影に完全に入れているときも、0.2〜0.3Aくらい出ていた。Why?
東屋でも、紫外線は防ぎきれないのかもしれない。
あるいは、東屋自体が蓄えた熱が赤外線として放射されてるとか？
パネルの発電波長を調べたら分かるかもしれない。
＊＊＊
ところで、なぜスーパーやコンビニではなく、自販機で飲み物を何本も買ったのかと言うと、ほどよく休めそうなお店が、ぜーんぜん無かったからである。
ここまでずっと西国街道（大坂を経由することなく、京都から西国＝下関・九州までを結ぶ、江戸時代の重要な幹線道路らしい）を走っているんだが、コンビニ自体がめっちゃ少ない。
あったとしても、広々とした駐車場がない。
「休憩するなら、ちゃんと自転車を止めてゆっくりしたい」と思って進んできたけど、さすがに限界が来たので（そして良さげな東屋があったので）、水分＆糖分補給を自販機で済ませた。
自販機が便利すぎるんだよなー。水分どころか、糖分までも補給できてしまう。
おかげで、自販機補給だけでも、走ろうと思えば走れてしまう。
＊＊＊
13:00、ライド再開。
かなり長めに休憩した。
ひたすら走り続け、やがて西国街道から国道2号線に移る。
そんな中、空がだんだんと曇り始める。
雨も、降ったり止んだりし始めた。
晴れそうにもないのでソーラーパネルを畳み、リア積載のクーラーボックスに引っ掛けているシュラフマットの下に吊るした。マットが雨から守ってくれるだろう。たぶん……
関係ないけど、この「リアトップの荷物のサイドに吊るす」収納術は、かなり有用だと思う。
今はカラビナで引っ掛けているだけだが、工夫すれば、利便性がもっと良くなりそうな気も？
今後に期待！
＊＊＊
14:50、なんとなく東灘区のセブイレ前で一服。クーリッシュを買おうと思ったが売り切れ。
ふと雨雲レーダーを見ると、めっちゃ赤い！ まっかっか！！！！！
どう見てもゲリラ豪雨ですありがとうございます。
ひと昔前だと、こんなん分からんかったよな。科学技術に感謝。
ということで、小休憩中のセブイレの軒下に、車体ごと避難させる。ほどなくドシャ降り。
いやー、マジでこのタイミングで休憩して良かった。
長引きそうなので、時間つぶしにおにぎり2個を購入。
本当はラーメン屋とかで昼飯にしたかったんだけど、まぁしゃーない。
＊＊＊
雨は、マジで激しめの土砂降りだった。
雨雲レーダーではかなり長いこと降り続きそうだ。
さて、どうなることか。
……とメモしているうちに、雷まで鳴り始めた。無理せず待つとしよう。
時間かかりそうやし、リアキャリアに吊るしているミニチェアを取り外して座る。
ミニチェア便利すぎるわー。全推し。
あっ普段は「コンビニ前で椅子に座る」なんて非常識なことはしないんですが、疲れてるし時間かかりそうやし、大雨でお客さんもほぼいなかったし……って感じで許していただけると嬉しいです。
「座りながらコンビニコーヒーでも飲んで待つかー」
……などと思ってコーヒー（ラージサイズ）を買って出ると、パラつく程度にまで収まってた。
ﾄﾞｳｼﾃ……。
帰宅
これ以降は、メモが少ない。疲れていたんだろう。特に書くようなイベントもなかったし。
15:45、なんとなく大丈夫そうなので、ライド再開。
16:50、尼崎市内の路上で小休憩。10分ほどで再開。
18:05、伊丹市内の路上で小休憩。10分ほどで再開。
18:55、川西市内の路上で最後の小休憩。
19:25、帰宅！ おつかれっした！！！
CFC@小豆島 おわり！！！！！
7日ぶりに帰宅。お月様が綺麗でした。
あるあるだけど、久しぶりに家に帰ると、屋根・壁・クーラー等々のありがたみをすげー感じますねぇ。
＊＊＊
てことでルート置いときますね～
【走行データ】
走行距離 59.0km
所要時間 8時間40分
累積標高 登り144m／下り122m
【所感】
おじいちゃんトークは楽しい
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