しげるです。費用計算とかも終わったので、総括記事を書いてみます。
データ
まず、今回の旅のデータ、および各記事やYouTubeへのリンクなどを全てまとめておく。
①丸山県民サンビーチキャンプ場(兵庫県赤穂市) YouTube
- 4月29日(火)~5月1日(木)
- 無料(駐車場は有料)
- 海辺
- 水道・トイレあり
②多々羅キャンプ場(愛媛県今治市 しまなみ海道・大三島) YouTube
- 5月6日(火)~5月8日(木)
- 有料
- 海辺
- 水道・トイレあり
- 目の前にファミリーマートがある
③見近島キャンプ場(愛媛県今治市 しまなみ海道・見近島) YouTube
- 5月8日(木)~5月9日(金)
- 無料
- 海辺
- 水道・トイレあり
- 徒歩・自転車・バイクでしか入れない
- キスが釣れた
- 毛虫に注意
④大角海浜公園かれい広場キャンプ場(愛媛県今治市) YouTube
- 5月10日(土)~5月13日(火)
- 無料
- 海辺
- 水道・トイレあり
- 自転車はサイトに入れる
- 大角の鼻の反対側に「くじら広場キャンプ場」がある
- ベラが釣れた
⑤桜井海浜ふれあい広場キャンプ場(愛媛県今治市) YouTube
- 5月13日(火)~5月14日(水)
- 無料(駐車料金は不明)
- 海辺
- 水道・トイレあり
- シャワーもあるらしい?(未確認)
⑥モンベルアウトドアオアシス石鎚キャンプ場(愛媛県西条市) YouTube
- 5月14日(水)~5月15日(木)
- 有料
- 激坂の上
- 水道・トイレ・電源あり
- 生水飲用不可
- 道の駅の温泉は休業中
⑦マリンパーク新居浜キャンプ場(愛媛県新居浜市) YouTube
- 5月15日(木)~5月16日(金)
- 有料
- 海辺
- 水道・トイレあり
- 親水護岸あり
⑧一の宮公園内キャンプ場(香川県観音寺市) YouTube
- 5月16日(金)~5月17日(土)
- 有料
- 海辺
- 水道・トイレあり
- 蚊が多い
⑨女木島 松原キャンプ場(香川県高松市) YouTube
- 5月19日(月)~5月21日(水)
- 格安
- 島・海辺・松林
- 水道・トイレあり
- 島内のJAでは食料・日用品・ビールが売っている
- 氷は漁協でいちおう買える
- 蚊が多い
- チャリコと、良型のベラが複数釣れた
⑩ザランタン東かがわ(大池オートキャンプ場)(香川県東かがわ市) YouTube
- 5月22日(木)~5月23日(金)
- 有料(支払いはすべて電子マネー)
- 水道・トイレ・シャワー・コインランドリーあり
- キャンプサイトの他、コテージやグランピングがある
- サイトによっては電源あり
⑪カルディアキャンプ場 – 第一キャンプ場(奈良県五條市) YouTube
- 5月26日(月)~5月28日(水)
- 有料
- 紀の川沿い
- 水道・トイレ・シャワーあり
- サイトの種類はさまざま
- 「第二キャンプ場」は未確認
⓪自転車の換装作業
①自転車用品編
②電子機器編
③キャンプ・調理用品編
④釣具・衣料品編
⑤日用品・消耗品・食料品編
ライドデータの整理と分析
ライドの実績を以下にまとめた。
何度かサイコンでの記録を忘れたことがあったが、それらはGoogleマイマップによる手入力で補正し、その旨は備考欄に記した。なお、これらはいずれも大きな数値ではない(せいぜい3km程度)。またその日の登坂/下降高度には「+α」を付記した。
また、フェリー部分の距離はすべて計上した。ただし尾道渡船および高松~女木島間は実測値だが、南海フェリーでは衛星を捕捉できなかったためGoogleマイマップによる数値を参照した。
なお高度データについては、サイコンの気圧高度計をあまり信用していない(道中でほとんど較正を行わなかったせい)ので参考程度である。

35日間での総移動距離は1,428kmで、均すと40.8km/日。週に285kmほど移動したことになる。
また移動にかかった時間の各日合計は215時間21分で、旅全体で均すと6.15時間/日、43時間/週ほどだった。
平均の移動速度は、全体で6.51km/hとなった。なおこれは平均のライド速度ではなく、食事や休憩なども含んだ数字となっている。
以上の数字には、ライドが無かった日や調達に出かけただけの日、いったん拠点に戻って数時間後にもういちどライドを行った日、大部分を釣りに充てた日なども含まれるが、そういう出来事すべてをひっくるめて「旅の行程」と考えるべきだろうから、これらの日程もあえて排除していない。
1日あたり最大でどれくらい移動できるのかを見てみる。
南海フェリーに乗った日を除くと、単日移動距離が最も大きかったのは、初日の74km、7日目の77km、30日目の82km、34日目の97km、最終日の92kmあたり。各日のライド内容をふまえれば、ほとんど平地を走り続けた場合で70~90km程度が限度と見て良いだろう。
また、これら5日程の移動時間はそれぞれ9h29m、9h13m、7h32m、9h56m、9h46mであり、平均移動速度はそれぞれ7.81、8.43、10.86、9.78、9.46km/h となった。
今度は、平均の移動速度が小さかった日を見てみる。ただし拠点からの調達ライドしかしなかった日や、9・13・18・19・22・23・29日目のように観光や釣りや待ち時間などの比重が大きい日は除く。
そうすると、最小でだいたい5km/hくらいであると見えてくる。具体的には3日目の5.22km/h と32日目の5.54km/h だ。これらはいずれも「ずっと漕ぎ続けた日で、かつ厳しい峠があった日」である。
以上から(あまり無理せず走った場合の)平均の移動速度は、峠がある日は5km/h 程度、平地ばかりの日は最大10km/h 程度になると見て良いだろう。この数字は今後のチャリ旅での指標として使っていきたい。
ただし、今回の旅では「厳しい峠がいつまでも連続する」ということは一度もなかったので、その場合は参考にならないかもしれない。
ついでなので、ヒストグラムにして視覚化もやってみた。
単日の移動距離は次のようになった。ごく短い部分は調達や釣りなどが主体の日だろう。また、右端は南海フェリーに乗った日である。それ以外で読み取れる情報は特に無い。逆に言えば、日によってまったくバラバラで傾向が無い。これは1日の行程を距離ではなく宿泊地で決定していたためだろう。

単日の移動時間は次のようになった。0~4時間あたりは調達&風呂ライドなどだろう。10時間を超える部分は3本とも待ち時間の多い日である。僕はおそらく、だいたい5~10時間くらい漕いでいたのだろう。4~5時間のビンは調達&風呂と通常ライドが混ざっているのだろう。
また、10時間を境に明らかに大きな壁がある。9時間を超えて10時間以下のライドをした日を見てみると、初日、2日目、7日目、34日目、最終日。その日の内容を思い返してみると、確かに「もう疲れた。今日はこれで終わり!」みたいな気分だったように思う。
ということで、普通にライドする日の上限は10時間とすべきなのだろう。

最後に、平均の移動速度は次のようになった。上述したように、やはり5km/hが下限、10km/hが上限と見て良さそうだ。なお0~5km/hあたりのビンは、調達や観光、釣りなどで待ち時間が著しく長い日が多いと思われる。

もっといろいろ読み取れることがあるのかもしれないが、もう疲れたのでここまでにしておく。
費用の分析と節約案
とりあえずレシートを全部Excelに打ち込んだ(「1.データ」を参照)。これをもとに分析した。
項目別に分けてパレート図にしてみた
表を眺めていて分かることは、とりわけ高いのが宿泊費79,200円。ついで食費64,896円。以下、酒・電子機器・タバコ・飲料・釣り……と続いていくのだが、分かりにくいのでパレート図にしてみた。
こうやって見てみると、左の5本(宿泊費、食費、酒代、電子機器、タバコ)で70%以上に達していることがわかる。
ということで、まずはこの5項目についてより細かく見てみることにした。

主要5項目の分析
宿泊費
個別の額について見ていくと、民宿・旅館・ホテル・ゲストハウスについてはだいたい1泊5,000円くらいで、まぁそんなもんだろうなと。
キャンプ場については、まぁ1泊1,000円くらいで収まっているなら、とりあえず良いんじゃないかなと。
問題はネカフェで、これは全て快活CLUBなので、ちゃんと8時間で出れば1泊2,000円に収まるはずなのだ。そうすれば9泊で18,000円となり、全体平均は1,813円/泊ほどになる。
この前提で年間換算すると、1,813×364=659,932円で、年間で19万円ほどの節約になる。
ちなみにこの約66万円という金額は、ひと月あたりにすれば55,000円なので、家賃と思えばそんなもんかなという気もする。
そうは言っても低く抑えられるものならそうしたいので、野宿を増やすなど旅のスタイルも含めて見直す必要があるだろう。
食費
食費を整理すると、右表のようになった。
「朝食」「昼食」「夕食」は、主として「コンビニやスーパーで買ってきた調理済み食品を食べた」を意味している(まれに外食も含む)が、食べきれずに翌日に持ち越したケースや、ネカフェで店内注文したケースなども含まれていてカウントしにくいので、数量はハイフンとしている。
また、コメ(2合+2kg)や味噌汁(あさげ+お徳用)などは数量カウントがしにくいので、こちらもハイフン表記とした。
「FF」はフライドフーズのことで、今回の旅ではすべてコンビニチキンである。
合計64,896円、1日あたりに直すと1,854.2円となる。この数字で計算し直すと、年間676,710円、ひと月あたり56,393円となる。
夕食高すぎィ!
上の表に記した「夕食」とは、ほとんどの場合において「コンビニやスーパーで買った総菜」であり、要するに「晩酌のアテ」である。
表に別途記載してある米や乾麺、ウインナーなどで晩酌としたこともあるので、実際の金額はもう少し高いはずだが、その回数は多くないので影響は小さいと見て良いだろう。
さてこの「夕食」、数量カウントが難しいのであえてハイフンとしたわけだが、それでも乱暴に35日で割ってみると834円/日となる。
毎晩834円。どう考えても高いのだが、これは出来合いのツマミばかり買っていたせいだろう。
対策案の1つ目は、出来合いのツマミなど買わず、主食で腹を満たすことだ。基本的に乾麺。時間があるならご飯を炊く。BBQは週1ないし月1のお楽しみ……とか。
万が一、いや億が一、料理スキルが向上するようなことがあれば、節約レシピを楽しむこともできるかもしれないが、実際にそうなるかは非常に怪しいところだ。
2つ目の案としては、そもそも酒量を減らすということだ。飲まないならツマミは要らなくなる。これについては酒量とも関係するので、話を後に回す。
「昼食」の金額は、これも乱暴に35で割ると483.6円となる。ただしこれもコンビニなどで買った金額であって、キャンプ場等で自炊したものはここには含まれていないので、それも含めるともう少し高くなる。
ではなぜ500円もするかというと、間違いなくおにぎりばっかり買ってるからだ。このご時世、おにぎり3つで500円くらいにはなる。そして特に旅の後半では、3つでは到底足りなくなってしまった。胃が大きくなったとも言う。
自転車旅なのだから昼食は炭水化物のカタマリにすべきなのだが、であればカップ麺で良いだろう。コンビニでも200円くらいで何とかなる。お湯をもらって駐車場で食べよう。
とにかく、500円という金額は使い過ぎと言わざるを得ない。麵を食え、麺を!

「朝食」の金額にはネカフェでの注文なども混ざっているが、ほとんどはコンビニやスーパーで買ったパンである。
35で割ると177円となり、自炊を除いた数字としては「まぁそんなもんかな?」という印象だ。
ただ、今までのキャンプを振り返ってみると、食パンに何かしらの具を挟んでホットサンドメーカーで焼いた方が腹が膨れるんですよねぇ。食パンなので安上がりだし、手軽で時間もかからない。
多少かさばっても、ホットサンドメーカー×食パンというスタイルの方が良いかもしれない。具をどうするかが問題だが、とりあえずいろいろ試してみようと思う。
あと、やっぱり食パンはカビやすいだろうなと。これも何か対策を考えねば。
米は、2合のやつと2kgのやつの合計の金額。味噌汁は、あさげとお徳用の合計の金額である。
なお、米2kgと味噌汁お徳用は最後まで使い切れなかった。
この旅で何合・何袋食べたかはブログを追って行けば分かりそうだが、それはまた別途行ってからここに追記しようと思う。
使い切れなかったので金額の評価はしづらいのだが、まぁさほど高くはないし問題なかろう。
それよりも問題なのが、「ご飯を炊くのは時間がかかる」ということ。
吸水に30分、加熱に25分、蒸らしに15分、合計1時間10分。サッと済ませたいときには適していない。
「吸水だけ先に仕掛けておく」など時短の手段はあるが、そうは言っても何かと忙しいチャリ旅向きではないなと実感した。
旅チャリダーの多くがパスタに傾倒する理由が、本当によく分かった。
とは言えコメは食いたいので、パスタと併存させていくつもりではあるのだが。
こうやって見てみると、乾麺はたった9食と少なすぎる。もっと食べて安くあげるべき。
カレーはお昼にご飯を炊いたときに食うだけだったので、こんなもんかなと。
ウインナーは意外と食べてなかったなという印象だが、まぁこれくらいならよかろう。強いて言うなら高いのばかり選んだので、もっと長い旅のときは安いものにしよう。
缶詰は、何も考えずに選んだせいだろうけど高いな! 安いのを買うようにしたい。
調味料は、これも使い切れずに余ったものばかりなので評価が難しいのだが、金額的には今のところ問題ないと思う。
自炊を増やせば当然消費も増えるだろうが、そううまくいくだろうか?
酒代
酒代を整理すると、右表のようになった。
「ビール」には、発泡酒や第三のビールも含む。
「焼酎」は、道中で買った黒霧島の紙パックと、民宿で頼んだ芋ロック。
「酒その他」は、2回ともネカフェで頼んだハイボールである。
いや飲み過ぎ! いや普段通りなんだけど!!!笑
計算すると、1日あたり191÷35=5.45本飲んでいることになる。普段通りだけど!笑
しかしこのペースだと、年間で(39,329÷35)×365=410,145.2円も使ってしまう。旅をしながらで、それはさすがにちょっといかがなものか……。
ということで酒量を減らすしかないわけだが、飲みだすとついつい飲んでしまう。
対策案としては2つ。1つ目は、「腹がいっぱいになってから飲む」を試してみる。どうも腹が減ってるから酒が進んでいるような節があるので、これでどうなるか試してみたい。
2つ目は、「そもそも飲まない」……できるか、俺に???
まぁ普段から飲み過ぎだし、数年前は週1くらいでしか飲んでいなかったのだから、この機に「週1~週2で飲む」くらいまで生活の改善を図ってみたいとは思うのだが、はたして。
ちなみに仮に週2回、計12本飲む設定で計算してみると、194.5円/本 × 12本/週 × 52週 = 121,368円 となった。ひと月あたり1万円というところか。まぁそれくらいなら良い……のか?(感覚がバグっている)

電子機器
内容としては、今治市で買ったELECOMの256GB micro-SDカード(12,980円)と、大和高田市で買った同じくELECOMの500GB SSD(11,935円)である。
ちなみに初めに用意していたメモリー機器は、1TB SSDが1つ、256GB micro-SDが2つ(うち1つはスマホ専用)、128GB micro-SDが1つである。ただしデジカメのメモリーカードはここに含んでいない。
最初は毎日動画をYouTubeにアップして、どんどんデータを消していくつもりだったのだが、これがまったくうまくできなくて、結局追加購入せざるを得なかった。
そして今回、旅が終わってから全ての動画を編集してYouTubeにアップしたわけだが、デスクトップPCでも1日分の編集に丸一日かかってしまうことが分かった。動画の切り貼りとテロップ調整だけでだ。不慣れだとかそういうレベルの問題ではなく、旅をしながらの動画編集は不可能に近い。
対策としては、動画のコンセプトをまったく練り直すか、諦めるかの二択になるだろう。いや別にコンセプトなんて無いのだが、撮るだけ撮ってもアップできないのでは意味がない。撮るなら撮るで毎日アップできるような工夫が必要となる。これは今後の大きな大きな課題だろう。
周辺機器は内容がバラバラなのだが、SDカードリーダーが2つ、Bluetoothマウス・延長タップ・タブレットスタンド・マウスパッドが1つずつである。
旅をしながら何度も購入するようなものではないので、特に問題ないだろう。
タバコ関係
吸い過ぎである。普段は1日1箱なのだが、48箱とは……。
最終日は2箱くらい余った状態で帰宅したと仮定しても、35日間で46箱。1日あたり1.31箱、26本も吸っていた計算になる。吸い過ぎである。
どうも外だと吸う量が増える。キャンプ中は特に増えやすい。うーん。
いちおう年間に直してみると、450円/箱 × 1.31箱/日 × 365日 = 215,167.5円。ひと月あたりなら18,000円弱。
1日1箱なら年間164,250円。5万円ほど浮くので、これはちゃんと抑えたいところ。
その他の項目の分析
他の項目についても見ていくが、以下の項目は継続発生しない金額or少額なので割愛する。
- 自転車用品(ネジ、傘ホルダー)
- キャンプ用品(カラビナ、スコップ、砂ペグ、コンテナボックス など)
- 調理器具(スライドジッパー、焼き網、ライスカップ、ダイヤモンドシャープナー など)
- 工具(ペンチ、軍手)
- 日用品(爪切り、毛抜き、蚊取り線香皿、シューズブラシ など)
- 衛生用品(ボディシート、フェイシャルシート)
- 洗い物(スポンジ、洗い物用洗剤)
- 消耗品(ジップ袋、ティッシュペーパー、蚊取り線香)
- 雑費(レジ袋)
飲料
飲料については右表のようになった。
合計15,216円、1日あたり434.7円。
年間に直せば158,665.5円となる。
「お茶」は、たぶん全部500~600mLペットボトルのもの。2Lペットボトルは混じってないと思う。
「コーヒー」の項目は、コーヒーの粉、マリーム、分包のグラニュー糖、缶コーヒー、マウントレーニア、コンビニコーヒーが混ざっているが、まぁ「数量」のほとんどは缶コーヒーである。
ジュースと水については割愛する。
お茶はコンビニ、スーパー、自販機のいずれかで購入した。
500~600mLペットボトルが71本ということで、1日あたり2本ほど。
意外と少なく思えるが、お茶を飲むのはライド時、朝食時、昼食時くらい。キャンプ場に沈没した日はもっぱらコーヒーばかり飲んでいたし、ネカフェに泊まっている間は店内の飲み物を飲むから、これくらいに収まったのだろう。
ただし、夏のライドとなれば劇的に量が増える。少なくとも1日5~6本くらいは飲むと思う。そういうことも考えると、やはり自炊すべきだろう。
なおこの金額を年間に換算すると、(8,230円÷35日)× 365日 =85,827.1円となる。
お茶パックで煮出してやりくりすれば、これは無視できるほどの額まで下がる。ネットで適当に調べてみたところ、1Lを煮出す麦茶パック1袋あたり4~5円というところらしい。
ナルゲンボトルを導入するなどしてぜひ対応したい。
コーヒーの内訳は、ネスカフェエクセラ詰め替え用×1、マリーム低脂肪袋×1、スティックシュガー×1、缶コーヒー×31。残り4点はコンビニコーヒーの類である。
自分で淹れるコーヒーは、けっこう飲みまくった気がするが使い切れなかった。キャンプ場でしか飲まなかったのだろう。
いっぽう、缶コーヒーとコンビニコーヒーは合わせて35本。ちょうど1日1本飲んでいた計算になる。
今回買った缶コーヒー31本の合計額は、データを見ると4,004円。1本あたり129円だ。
130円の缶コーヒーを毎日1本飲むとすると、年間で47,450円となる。
全部自炊して浮かせたい気持ちはあるが、運用を考えると悩ましい。ボトルはどうするのか、洗い物はどうするのか、雑菌の繁殖は大丈夫か。
何か良い案が出れば別だが、無ければ「5万払って手間と安心と安全を買う」と思っておいても良いかもしれない。

釣り
内容はレンガ、チューブアミエビ、オキアミ、ゴカイなどで、1点あたり平均600円というのは「まぁそんなもんか」くらいの印象。
ただし今回の旅では釣りの頻度が少なすぎて、もっと増やしていきたいと思っているので、そうなるとこの金額も上がっていくだろう。
また、自転車旅をしながらのエサ釣りをどのように行っていくかでも金額は変わっていくだろう。(使いさしのレンガを翌日まで持ち越すか?等)
仕掛けは、今回はこの程度で済んだものの、釣りの内容によってはもっとたくさんかかることもある。
サビキみたいな面倒くさい仕掛けはともかく、簡単な投げ仕掛けくらいは自作できるようになるべきか……。
衣類
おみやげ
交通費
風呂
回数は10回となっているが、実際には快活CLUBで無料のシャワーを浴びているのでもっと多い。
料金は1回あたり500円ほどで、まぁそんなものだろうが、ざっくり5,000円/月とすれば年間6万円ほど。無視しがたい金額である。
そう言えば雑誌の割引?みたいなものがあるらしいので、そういうものを使っていっても良いかもしれない。
燃料
ガスボンベは、2本くらい使い切ったような気がする。
コーヒーを淹れたりラーメンを作ったりパウチを温めたりするのに消費した。
今回は薪も結構使っていたので、薪を使わないようにすると消費はもっと増えるだろう。
大変お世話になった自動炊飯だが、それでも3袋しか消費しなかったらしい。
1袋3P入りなので、自動炊飯1回につき36円が加算されるわけだが、まぁでもあの手軽さと安心感の対価としては充分に払う価値がある。
洗濯・乾燥
洗濯と乾燥については右表のようになった。
「洗濯・乾燥」の項目は、すべてコインランドリーである。
「洗濯用洗剤」はアタックの分包版。「洗濯・乾燥用品」は、セリアで買ったジョイントハンガーのことである。
洗濯と乾燥は、ウォッシュバッグを使って手で行うこともあったが、多くの場合にコインランドリーを使用した。
値段はだいたい洗濯が300円、乾燥が100円というところだった……というか、そのくらいの金額のところを使うようにしていた。
コインランドリーはネットカフェやゲストハウスにも設置されていることがあり、「11回」というのはその中で有料だった回数を指すものである。
無料で洗濯機・コインランドリーを提供してくれる施設も、たしか2ヶ所ほどあったが、それらはカウントしていない。
以上をふまえて考えると、コインランドリーは35日間で13回使用したことになる。およそ3日に1回のペースだが、今回の旅に持って行った衣類の量が3日分だからそうなっただけだろう。
とは言え、最低でも3日に1回、できれば2日に1回は洗濯したいと旅の中で感じていた。
3日に1回なら年間で120回。2日に1回なら180回。
平均額を360円/回として計算すると、年間で43,200~64,800円ほどかかることになる。これもまたバカにならない数字だ。
理想はライド後の夜、またはライド前の朝に前日分を洗濯して、車体に引っ掛けながらライドして乾かすという形だが、これが案の定うまくいかない。
ライド後は疲れているし、出発前は何かと忙しい。
乾燥となると晴れてないといけないし、雨続きだと結局コインランドリー頼りになる。
手洗いはもちろん安上がりだが、存外時間を食う。とはいえコインランドリーでも1時間くらいはかかるので、その点では大差はない。ただし、その1時間を昼食や調べものに充てることができる。
まぁ結局のところ、やる気と習慣化の問題だろうと思うのだが、はたして。

サービス
サービス費用は右表のようになった。
「修理」は自転車のリアシフターの修理代金、「その他」はサイコンのアプデに15分だけネットカフェに入ったときの利用料である。
もっと長い旅になれば修理費用はどんどんかさむだろうが、とうてい予測できないので出たとこ勝負だ。
氷
個人的に気になっていた氷については右表のようになった。
ほとんどが板氷だが、女木島で買ったペットボトル氷2本もここに含んでいる。

ペットボトル氷は「2点・200円」として計上しているので、これを除くと板氷12点で3,524円となる。平均すれば1点あたり293.6円。
また35日間で3,724円を平均すると106.4円/日となる。
クーラーボックス内に氷を入れていないという状況も無いではなかったが、そのような状況はとてもまれで、ほとんど毎日入れていたと記憶している。
まぁざっくりと、「ひと月あたり3,000円くらいかかる」という考え方で良いだろう。
この程度で済んだのはダイワの保冷力あってのものだが、まだ5月だからでもある。使用実感としては、板氷は丸2日くらいはもったのだが、夏本番だとこれがどこまで短くなるか。いいとこ1日半ではないか。
とは言え1年間の旅を想定するなら冬もあるのだし、冬は氷は減らない。
ひとまず今回の実績で計算すれば、ひと月3,000円で年間36,000円。
釣り旅なのだし、これはどうしようもない出費と割り切るしかないだろう。

観光
観光費については右表のようになった。
内訳は、村上水軍ミュージアムの入場料310円、お賽銭505円、石舞台古墳の拝観料300円である。
そもそも観光とかあんまりしないし問題ないというか、もっと使った方がいいまである。
本
本については右表のようになった。
今回は1冊しか買わなかったが、普段はそれなりに買っているので、1年間の旅ならばたくさんお金を使うことになるだろう。
また基本的には紙派なので、読み終えてから家に郵送する費用も乗っかってくる。
まずは『魔法科』だが、これは下図のようなペースで刊行されている。
年によってまちまちだが、2020年は15冊、2021年は13冊、2022年は14冊、2023年は12冊、2024年は16冊だった(DVD、画集、合本版を除く)。
だいたい年間15冊。仮に1冊800円とすれば12,000円となる。電子も買えば24,000円か。コミックスの場合は特典狙いで重買することもあるのでさらに増える。

これに加えて、いま読んでいるマンガを直近から1年分遡って(2024年8月~2025年7月)チェックしてみる。
- よくわからないけれど異世界に転生していたようです(23)(24)(25)(26)(27)
- カワセミさんの釣りごはん(11)(12)
- 放課後ていぼう日誌(13)(14)
- 宇宙兄弟(45)
- ふたりソロキャンプ(19)(20)(21)
- 魔術師クノンは見えている(5)(6)
- ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記(3)(4)(5)
- ふらいんぐうぃっち(14)
- 小林さんちのメイドラゴン(16)(17)
- 紛争でしたら八田まで(16)(17)
- 薬屋のひとりごと(スクエニ版)(14)(15)
- 異世界サムライ(4)(5)
- 見える子ちゃん(11)(12)
- 私の推しは悪役令嬢。(9)(10)
- ぼっち・ざ・ろっく!アンソロジーコミック(4)(5)
- ふつつかな悪女ではございますが(8)
- 最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い(8)
- 転生王女と天才令嬢の魔法革命(7)
- ありふれた職業で世界最強(14)(15)
- デスマーチからはじまる異世界狂想曲(18)
- ぼっち・ざ・ろっく!(7)
- ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する(7)
41冊もあった。1冊800円とすれば32,800円か。
まぁ年間でこれくらいは買うわけだ。魔法科とあわせれば、何となく6万円くらいは使う感じか。
・・・・・嘘やん、俺そんなに本にお金使ってたん?(知りたくなかった笑)
さらにこれらを家に送るとなると郵送料が乗っかる。いったいどうなることやら。笑
節約案
さて、ここまで非常に長かったわけだが、現状の把握もできたので節約2案を考えてみた。
節約度合いについては、案Aよりも案Bがより厳しくなるように組んでみた。
赤色は減額した項目、青色は増額した項目で、黒色は据え置いた項目である。
また、1日あたりの金額を基準に見直した項目は「単日」のほうの色を、ひと月あたりの金額を基準に見直した項目は「月間」のほうの色をそれぞれ変えている。

まずは金額を減らした項目(赤字)から。
食費は、案Aでは1日1,000円、案Bでは800円とした。朝200円、昼200円、夜400~600円というイメージだが、朝は可能なら100円くらいに収めたい。ホットサンドメーカー次第だ。
飲料は、案Aでは缶コーヒー1本130円と煮出したお茶10円、案Bでは缶コーヒーなしでお茶のみ10円として計算。
粉のコーヒーは計算に入れていないが、粉コーヒー・マリーム・グラニュー糖だけなら年間1万円ちょいくらいに収まるだろう(使い切れなかった35日旅での費用は各1袋ずつで計1,077円)。
酒は、案Aでは週あたり缶12本(週2回晩酌)、案Bでは缶6本(週1回晩酌)と仮定。
タバコは1日1箱。
宿泊費は、快活CLUBをナイトパック8時間でちゃんと出れば平均1,800円/泊で済むという話だった。
しかし、今回は瀬戸内海という宿泊地が比較的多いエリアだったのに対し、日本全国では野宿・無料キャンプ場・格安キャンプ場に泊まる比率が上がるだろう。
ということで、案Aではさらに下げて1,500円/泊としてみた。
案Bの1,000円/泊というのはさすがに無理があるかもしれないが、宿泊費については正直やってみないと分からないので、エイヤーで書いてみただけである。
風呂代は石鹸を含まない月間金額で考えた。入浴料の実績がおよそ5,000円/35日だったところ、案Aではクーポン1割引きが利いて4,500円/月、案Bでは2割引きで4,000円/月という雑な計算。
洗濯・乾燥は、案Aでは据え置き。案Bでは頑張って手洗いするものとして、なんとなく100円/日としてみた。
この場合は月間1,000円ほど下がり、これは1回の洗濯・乾燥費用を400円とすると2.5回分となる。今回の旅では2回ほど手洗いした気がするので(多々羅キャンプ場とかれい広場キャンプ場)、要するに週に1回くらいは手洗いするという設定になるだろう。週1……どうだろうな?
燃料代については、実績が4,900円/35日だった。このうちCB缶と固形燃料が1,118円である。案Aでは薪遊びを週1回として計算して600×4+1,118≒3,600円/月、案Bでは薪遊びなしとして1,118円とした。
おみやげについては、本当にテキトーに額を減らしてみた。こんなん分からん。
電子機器・キャンプ用品・工具・調理器具・衣類については、基本的に費用が発生しないものと考え、案A・B両方でゼロ円とした。
続いて、金額を増やした項目(青字)。
まず釣りについては、何となく500円/日まで増やしてみた。本当にテキトーなので、これは単に「もっと釣りをする」という意志の反映である。
観光については、50円/日まで増やした。これも本当にテキトーだけど、せっかく旅をするならもう少し何かしら見て回った方が良いだろうなと思って……。
本については、先述の通り年間6万円から逆算して、月あたり5,000円で計算した。
その他の金額については据え置いた(黒字)。
氷代(季節要因)・交通費(離島に行くか行かないか)・サービス費(自転車の修理)は変動が大きそうだが、予測できないので仕方ないだろう。
なお衛生用品についてだが、これはボディシートやフェイシャルシートのことであり、これの金額が上がる場合は入浴料が下がるはずなので、お財布的には全く問題ないことを付記しておく。
「気づき」まとめ
今回のチャリ旅の記事では、最後に「気づき」をメモするようにしていた。
ひとまずそれを洗い出した。

かなりどうでもいい内容も含まれているので、それらは割愛して以下に整理した。
特に考察するつもりはないのだが、「これ大事やな」と思う内容は太字にしておいた。
①ライド
- つづら折りはつらいけど頑張れば登れる
- ナビの案内がおかしければ地形とストビューを見ればいいじゃない
- 県境に至ったと気づいた時の喜びはひとしお
- オーシャンビューライドは最高!
- 向かい風ライドでも、平坦なら何とかなる
- 伯方島は小さいので楽に一周できる
- 上昇高度が低いというだけでルートを選ぶと斜度的に痛い目に遭うかもしれない。多少高度があってもつづら折りの道も選択肢に入れるべき。
- 空気を入れると楽に走れる(あたりまえ)
- 新居浜〜四国中央〜観音寺の海沿いの主要道は走りにくい
- 半島ライド楽しい!
- 激坂を登った後の絶景は至高。至高……。
- つらい坂にも終わりはある
- 自転車道ではコンビニまじで見つからん
- ロングライドではやはり何かしら不具合が出る。
- 宇治は走りにくい!
②調達
- 炭を忘れてはいけません
- ビールは多めに買っておくべき
- 調達時のパッキングの手間を何とかしたい。
③キャンプ・野宿・宿泊
- 事前のテスト張りは大事
- 炭火直置き炊飯でも何とかなるが、やはり小さな炭はとても使いにくい
- 展望台は誰かが観にくるかも知れないから、展望台の東屋にテントを張るのはなるべく避けたほうが良い(実際夕方に家族連れがやってきた)
- 雨天対策のスキルが低すぎる
- 雨天就寝時はできるだけシュラフカバーを使うべき(シュラフが濡れない)
- 木陰の多いサイトは日中涼しいが、ソーラーパネルには向いてないので要注意
- 深夜3時前、車のアイドリングの音と誰かが何かの作業をしている音と尿意で目が覚めた。何の音やと外に出てみると、コンビニのトラックの人が仕事してた。コンビニの近くにテントを張った場合のデメリットとしての学び。
- タープを張らない場合は三脚+セルフィーを使い、高さを出してGOAL ZEROを展開しているが、風が強いと倒れないか不安になる。こういうとき、地面に刺すタイプのランタンポールがあれば便利かもしれない。
- ノコギリで切り込みを入れればモーラナイフでもバトニングできる
- 大規模撤収を行う日は、洗濯しない、洗い物を出さない、自動炊飯もしない、釣りもしないこと。できれば前日に片付けられるものは片付けておく。
- やはりパッキング効率が悪い。もっと工夫が必要。特にフロント右パニアとリア左パニアの中身が定まらないので、定位置管理できるよう工夫したい。
- リアネットの運用もいい加減うっとうしいので、外付けの長物のぶら下げ方を改善したい。
- 雨×蚊はムリ
- 地球ロックすると自転車カバーをかけにくい
④料理
- コンビニでも安上がりな美味しいメニューを作るスキルを養う必要がある
- 朝食はホットサンドメーカーなら時短できるかもしれない。要検討!
- 豚の焼肉もうまい
- 調味はちゃんとしないといけない。。。
- ベラの塩焼きは絶品!!!!!
- ガスストーブやCB缶、クッカーなんかは、やっぱりもっとサッと取り出せる位置に据え付けたい
- 細切れ肉は網では焼きにくいのでフライパンで焼くべし
⑤釣り
- 釣りが全然できない。時間が足りなさすぎる。これを解決するにはもっと早く予定地に到着しないといけない、つまり一日の行軍距離を短くしないといけない。もちろん、各種の手際も良くしないといけない。悩ましい。
- 釣りは釣れなくても楽しい
- 死にかけの青虫でキスを釣りたいなら長めが吉
- ランガンをやりたいので、ハンドルバーにロッドを固定する器具が欲しい(ダイソーを漁る予定)
- 富田新港近辺も、やはり数年前から全然釣れなくなったらしい。
- そろそろいい加減に釣り三昧したいのでいったん足を止めたい
- ウミケムシはダメ
- CFCスタイルの旅でのランガン用に、魚籠的な感じで使えるクーラーバッグが欲しい!(クーラーボックスをいちいち開けるとかあり得ないので)
- やはり魚はまだまだ小さい
- 堤防は土日はファミリーが多いので避けるべき
⑥自転車用品
- クラッシュしないフェンダーが欲しい
- 旅が終わったらチェーン・スプロケット・ディレイラーを交換する
- チャリ旅ではラックが破断するという話はネットで見聞きしていたが、まさかリアよりも先にフロントが破断するとは思わなかった。
⑦撮影・動画編集・データ処理・電子機器
- なるべく1日の撮影が終わるごとにGoPro microSD→スマホmicroSD→SSDへと移行すべき
- ファイル移行作業は非常に重たいので寝てる間にするべき
- 充電もできるSDカードリーダーが欲しい
- iPadと物理キーボードの相性が悪いのか、いろいろ使いづらい
- ヤマダはマウスは無料で引き取ってくれる
- 旅での動画編集にはノートPCが必須
- ダイブハウジングはライドでは使えない
- 動画編集もぜんぜんできないんですがそれは(ry
- 雨天ライドでもGoProは大丈夫だった
- GoProの固定の緩みに注意!
- 延長コードはやはり必須!(三角タップも買っておこうかな)
- やはりどう考えてもPCは必須。旅の中で動画を撮って、さらに編集までやりたいなら、少なくともスマホやタブレットではまったく無理(ファイル移行すら覚束ない)
- iPadなどのPC系アイテムは、サッと取り出せる位置にパッキングした方がバタバタしてる時でも取り出せて便利
⑧バッテリー・電力事情
- 雨天時の野宿では電力事情が急激に悪化する
- コンビニのモバイルバッテリーの借り方がぜんぜんわからん
⑨その他
- 4月末でも夜は寒いので普通の手袋を持って行くべきだった
- 宇野港、めっちゃ綺麗!
- 尾道渡船は船上で支払いをする
- paypayのATMチャージはローソン銀行とセブン銀行でしかできない(のでファミマではチャージできない)
- 定休日には気をつける
- 「風呂」で検索して出なくても、「シャワー」で検索すると出たりする
- 旅チャリダーとの交流、思ってたより楽しい(もちろん人によるのだろうが、彼のコミュ力がどう見ても高くて、楽しく話をさせていただいた)
- 瀬戸内の海は、川のように流れている場所がある。キケンがアブナイ
- トンビは敵
- 詫間町にはかつて海軍工廠があり、特攻隊も出撃していた
- 島での行動は計画的に!
- うどんの頼み過ぎには要注意
- 神社によって参拝客の雰囲気が違うのが面白い
- 橿原〜明日香村は史跡とか歴史を感じる家屋とかがあちこちにあって面白い。ゆっくり回るのも楽しそう
- 長いチャリ旅をすると胃が大きくなる
日本一周に向けて
行程
今回は宿泊地を定めてからルートを選んだわけだが、野宿が少なめとなりお金がかさんだ。
また移動距離が宿泊地に依存してしまったため、旅のペースをうまくコントロールできない。結果的に今回は40.8km/日、285km/週という数字になったが、地域によってはもっと大きく変わり得るだろう。
実際、1週目(兵庫~岡山)は329km、2週目(岡山~しまなみ海道)は213km、3週目(今治~丸亀)は226km、4週目(丸亀~和歌山)は263km、5週目(和歌山~兵庫)は395kmと、かなりバラつきのある結果となった。
下記の記事は数年前に書いた、いま読み返すといろいろ甘すぎる机上の計算に過ぎないものだが、「直近4週間での走行距離」について、「ゆっくり目のペースで1,140~1,440km/4週」としている。1年は52週なので単純に13倍すると14,820~18,720km/年。18,000kmという数字は、おそらく日本沿岸一周ならギリギリの値ではないかと思う。
今回のチャリ旅での実績値としては、5週間で1,430km程度。4週間に換算すると1,144kmで、上記「ゆっくりペース」の下限値である年間14,820kmとなる。沿岸を一周するなら、このペースだと1年では足りなくなるおそれが強い。峠が連続する地域も多数あるだろうからなおさらだ。
ということで、ペースをもっと上げる必要がある。少なくとも漕ぐと決めた日はもっと漕いで、平均50km/日(18,250km/年)くらいは目指したほうが良い気がする。
そうすると今後は宿泊地を自由に選べなくなるので、必然的に野宿が増えるわけだが、良い野宿場所の見つけ方を僕は知らない。他の旅人が実際にはどのようにしているのか、ブログなどで勉強しようと思う。
なお先述したように、今回の旅のうち普通に漕いだ日の平均の移動速度は、峠がある日で5km/h、主に平地の日で10km/hだった。また、1日のライド上限は10時間程度だった。これを合わせると、1日の走行距離は50~100km程度となるだろう。
しかしこの下限値(50km)は峠がある日の話なので、その場合はそれ以上は進めない。だからこそ平地の時は70kmとか80kmとか進むべきで、その積み重ねで稼いだ分をキャンプ場等での沈没に充てるべきなのだろう。そうしないと、平均50km/日(年間換算18,000km超)と言う数字にはとうてい届かないと思う。
課題だらけだが、頑張るしかないだろう。
装備
装備については装備紹介記事でも書いたし、上記「気づきまとめ」などでも書いたものが多いので、いま思っていることを簡単にメモしておく。
- 自転車用品は、ひとまず今のままで良い。
- 電子機器は、ガチの動画編集をするならPCが必須だが、そもそも動画編集の在り方じたいを見直す必要があるので何とも言えない。それ以外は現状でOK。
- キャンプ用品もひとまず今のままで良いが、もう少しスリムにできないか考えたい。
- 釣具はちょっと多すぎかもしれない? でも何が釣れるか分からないし……悩ましい。
- 調理器具は、今回くらいでちょうど良かったと思う。料理スキルが上がった場合については分からないが、たぶん上がらない。
- 衣類については、ミドルレイヤーとして使える防寒着が必須である。
- 日用品も今くらいで良いが、収納をもう少しシュッとさせたい。
- 食料は、パスタや乾麺の割合を増やす。酒は減らす。
作業
作業については、特に課題だと感じたのはキャンプの撤収作業、調達時のパッキング作業、調理、洗濯、動画編集の5点。特に動画編集がダメだ。
先にも書いたが、実際に動画編集をやってみて、このスタイルでは絶対に無理だと分かった。イチから考え直す必要がある。
その他の4点については、工夫と努力と習慣づけで何とかなる。というか何とかするしかない。
お金
お金については、散々書いたように節約の努力をするしかない。
総括 おわり!
長々とお付き合いありがとうございました。
また何かアウトドアとかしたらブログ更新します。それでは!
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